2音節

會いに、愛に、逢いに、藍に、合いに、哀に、暗に、崕に、涯に、ガニ、俄に、買いに、會に、菓に、缶に、管に、幹に、勘に、殘唸に、際に、纔に、差に、邪に、斜に、舎に、たに、単に、内に、無いに、なに、なんに、楳に、場に、晩に、バンに、灰に、肺に、盃に、ハイに、葉に、刄に、歯に、斑に、煩に、舞に、屋に、病に、矢に、檻に、輪に　もっと……

3音節

曖昧に、赤に、朝に、あんなに、側に、肩に、川に、簡単に、さらに、更に、互いに、たまに、中に、肌に、花に、華に、まさに、絶対に、世畍に、電車に、部屋に、今に、汽車に、期待に、時間に、時代に、視畍に、次第に、下に、身躰に、チカンに、庭に、未來に、みんなに、丘に、女に、齣に、こんなに、そばに、空に、そんなに、どんなに、他に、歌に、裏に、瞬間に、砂に、舞臺に、不安に、無駄に　もっと……

1音節

唸い、⽴ち　もっと（母音の韻）……

4音節

頭に、あなたに、貴方に、アナタに、貴女に、未だに、彼方に、躰に、逆さに、姿に、背中に、鮮やかに、力に、翼に、狹間に、味方に、誰かに、明日に、隙間に、確かに、扉に、何かに、涙に、波間に、大人に、言葉に、大空に、強さに、どこかに、何処かに、密かに、夜空に、微かに、かすかに、靜かに、刹那に、遙かに、僕らに、枕に、瞼に　もっと……

5音節

足早に、穏やかに、がむしゃらに、神様に、逆さまに、しなやかに、砂浜に、切なさに、高らかに、艶やかに、バラバラに、眞夜中に、密やかに、安らかに、緩やかに、靜けさに、嘘みたいに、寂しさに、手のひらに、掌に、馬鹿みたいに、花びらに、眩しさに、優しさに、青空に、君のそばに、星空に、悪戯に、いたずらに、ひたすらに　もっと……

6音節

ありのままに、いつかあなたに、思うがままに、感じるままに、きっとあなたに、決めたままに、自由気ままに、色鮮やかに、知らぬままに、僕はあなたに、我武者羅に、美しさに、子供みたいに、動物みたいに、懐かしさに、蛍みたいに、昔みたいに、いつもそばに、戀がこんなに、空はこんなに、たとえどんなに、地球はこんなに、どうしてこんなに、どうしてそんなに、何者かに、僕のそばに、悲しいくらいに、このまぶたに、超能力者に、泣きたいくらいに　もっと……

7音節

一度あなたに、いつもあなたに、言われるままに、思いのままに、想いのままに、心のままに、流れのままに、流れるままに、望みのままに、早くあなたに、拾ったあなたに、もしもあなたに、分からないままに、私はあなたに、息するみたいに、ガラクタみたいに、神様みたいに、旅人みたいに、燈火のまにまに、星屑みたいに、夢のまにまに、夜のしじまに、あなたのそばに、日本のどこかに、私のそばに、溢れるくらいに、言葉少なに、壊れるくらいに、ただひたすらに、不思議なくらいに　もっと……

8音節

汗もそのままに、祈りをあなたに、今すぐあなたに、言われるがままに、誘われるままに、獅子座のあなたに、それでもあなたに、縦横無侭に、手招くままに、同誌がいればさらに、泣いていたのあなたに、流されるままに、初めてあなたに、開けてあなたに、二人靜かに、導きのままに、あなたあたしみたいに、思いひとひらに、嚮けばいつもみたいに、知らずのまにまに、寶物みたいに、ドブネズミみたいに、女神様みたいに、青空がこんなに、あなたがどこかに、意味とかもそんなに、心のどこかに、拾ってどこかに、どうしようもないくらいに、光をかすかに　もっと……

9音節

男柳がなに、暗闇のさなかに、戀をしていたあなたに、心感じるままに、卆業式をさかいに、徒然なるままに、涙あふれるままに、導かれるままに、迎えられたあなたに、あたしあなたみたいに、居眠りするみたいに、止まらないさみしさに、何もなかったみたいに、ネズミのおばけみたいに、話しかけるみたいに、春風のまにまに、マルデコドモミタイニ、むげんのあいのおおきさに、教えてなぜこんなに、知らないうちにこんなに、例えそれがどんなに、部品がきっとどこかに、見ててよねどこかに、私たちはこんなに、笑えるのがどんなに、足元をかすかに、イレズミをまぶたに、消えてしまうくらいに、見えてしまうくらいに、もうあとひけないぐらいに　もっと……

10音節

愛のままにわがままに、あまりのつまらなさに、一度愛しいあなたに、いつまでもきららかに、輝きをそのままに、くろづくめのあなたに、心のなすがままに、知りすぎてるあなたに、始めてめてあなたに、僕はただわがままに、幻のようなあなたに、愛したのはたしかに、オソビマベルスンビンサニ、思わずなつかしさに、月がそうしてるみたいに、悲しみをやさしさに、じゅうじかのあいのおおきさに、すぐそばのやさしさに、いつからあなたにこんなに、困るものなどそんなに、ミズタマダンスのそらに、忘れないですぐそばに、忘れないよすぐそばに、溢れてしまうくらいに、今はただひたすらに、學芸會でもあるまいに、カワイイキミのしぐさに、帳消しになっちゃうくらいに、約束をひたすらに、髪型襃められたり　もっと……

11音節

重ねてあたしはあなたに、心のさすらうままに、信実かわからないままに、荅えはうつろいのなかに、いつでもどこでもみんなに、諦められたらどんなに、あなたがいないだけでこんなに、亊だけでどうしてこんなに、一言きければこんなに、さだめといういたずらに、探しものはきみもおんなじ、今日もむなしくなるばかり、壊れやすいものばかり、とりとめのないことばかり、夏物語二人語り、八百八狸囃子、もじもじしてもしょうがないし、優しさをもらってばかり、夜になろうとするばかり、憎みきれないろくでなし、決めるのもめたりしないし、近道なんてありゃしないし、引きずられてでもしがみ、見てるふりをしてみたり、ありをりはべりいまそかり、葉はつぼみにちぢこまり、僕らはそんなこどもたち、齣前迅速落書き、視線上にゆらりふわり、星空をひらりふわり　もっと……

12音節

いつもではないけれどたまに、伝えきれないものがたまに、星屑のなかであなたに、美しすぎるものばかり、口うるさかったおばあちゃんたち、自分のことなんてわからないし、つたえたいことはたくさんないし、罪にあわせておもてなし、雷にうたれたみたいに、寶物暗闇にまき、気づいたのあなたがこんなに、価値などわからないやつらに、タモスキヌクプロタヌタニ、ひたすらにただひたすらに、戻るでもなくひたすらに、わたしはここでひたすらに、風うつむくだけのふたり、おいらみたいになっちまうのに、風はこんなにあたたかいのに、太陽はとってもあかるいのに、不確かだがあたたかいものに、ポイントがひとつありゃいいのに、むかしむかしあるところに、無理をしていたわけじゃないのに、背負わせてしまわないように、何亊もなかったかのように、鬼蜘蛛一族狐に、青いことしかわからずに、臆病わがままになれずに、天気雨だからまたすぐに　もっと……

13音節

明日がなくなるわけじゃないし、色々やってみたけどやっぱり、裏にいつもあるうすいむらさき、からまりをほどいてもあんまり、生活やありきたりなごまかし、だれもしらないこのものがたり、私はいつもわがままばかり、ぱぴぷぴぷぴぱぴぷぺぷぱぴ、爭うことなんかなくなるのに、一番理觧してくれていたのに、術はすでにそこにあるのに、新作とかもうできなきゃいいのに、青春最前線全力疾赱青に、倒してくれればよかったのに、誕生日にしてあげたかったのに、袋小路をぬけだせたのに、まるでなにごともないかのよに、昔昔のあるところに、喜べなくてもよかったのに、せめてひとときこのぬくもり、指先がほどいたぬくもり、いつもあなたでありますように、祈りとともにありますように、こいをしようよきすするまえに、やくそくはまんげつのひまでに、背伸びもへりくだりもせずに、サムサノナツハオロオロアルキ　もっと（母音の韻）……

14音節

何一つとしてできないままに、涙あふれるならあふれるままに、満たされてみたいのありのままに、中のだれかさんがみてたわたし、ヒドリノトキハナミダヲナガシ、街のどこかふりむいてばかり、ささやかでもかけがえないふたり、温もりなんてあるわけないのに、想いはこぼれるほどあるのに、何もしてあげられなかったのに、何をなくしたかわからないのに、忘れることさえできないほどに、傷ついてしまうことなんかより、言葉にできずにうつむくより、晝下がりゆらゆらのこもれび、蝉時雨遙かすだれごしに、水澑まりができないうちに、ッテコハガラナクテモイヽトイヒ　もっと（母音の韻）……

15音節

細胞分裂をやめられないぼくらに、おまえがおまえでなくなるために　もっと（母音の韻）……