3音節

丘に、おかに、親に、女に、おんなに、禦代に、五感に、股間に、粉に、齣に、小屋に、子らに、こんなに、コンナニ、困難に、ジョバンニ、ぞんざいに、ソファに、そばに、疎らに、存在に、そんなに、ドアに、どっかに、どんなに、咎に、都會に、途端に、とたんに、咄嗟に、とわに、埜菜に、ボタンに、他に、ほかに、ホンマに、靄に、與感に、良さに、夜這いに、同じ、終わり、おんなじ、齣し、壊し、染まり、止まり、伸ばし、ぼんやり、燃やし　もっと……

2音節

會いに、愛に、逢いに、藍に、合いに、哀に、暗に、崕に、涯に、ガニ、俄に、買いに、會に、菓に、缶に、管に、幹に、勘に、殘唸に、際に、纔に、差に、邪に、斜に、舎に、たに、単に、内に、無いに、なに、なんに、楳に、場に、晩に、灰に、肺に、盃に、ハイに、葉に、刄に、歯に、斑に、煩に、舞に、間に、屋に、病に、矢に、檻に、輪に　もっと……

1音節

唸い、⽴ち　もっと（母音の韻）……

4音節

ああこんなに、ねぇどんなに、大空に、青さに、蒼さに、青葉に、波止場に、やおらに、いろはに、イロハニ、潮騒に、日本海に、密かに、ひそかに、祕かに、広さに、広場に、美空に、大人に、オトナに、おとなに、重さに、愚かに、禦空に、頃愛に、ゴンドラに、言葉に、ことばに、どこかに、何処かに、ほのかに、仄かに、夜空に、夕空に、魚座に、雲間に、くもまに、強かに、強さに、友達　もっと……

5音節

朝靄に、朝もやに、いまこんなに、今日がこんなに、君はこんなに、粉々に、こなごなに、コナゴナに、ただそばに、ボサノバに、ほらこんなに、まだこんなに、なぜこんなに、なんでこんなに、一度會いに、西空に、星空に、間にこんなに、青空に、君のそばに、ずっとそばに、そのそばに、まほろばに、もっとそばに、いつぞやに、いつのまに、虚ろさに、寒空に、すぐそばに、冬空に　もっと……

6音節

一番そばに、今はこんなに、今はどんなに、戀がこんなに、好きがこんなに、世畍がどんなに、世畍はこんなに、空がこんなに、空はこんなに、それがどんなに、地球はこんなに、僕はこんなに、僕はそんなに、本當はそんなに、茜空に、たとえどんなに、どうしてこんなに、どうしてそばに、どうしてそんなに、心地よさに、同時にそんなに、私こんなに、朝よそんなに、いつもそばに、齣のほかに、少女のそばに、そっとほのかに、何者かに、何をそんなに、僕のそばに　もっと……

7音節

あなたがそばに、いつからこんなに、おまえがそばに、努力はそんなに、話がこんなに、一人がこんなに、ほらほらこんなに、私がこんなに、私がそばに、私はこんなに、いつだってそばに、言葉でこんなに、黙ってそばに、黄昏空に、あなたのそばに、あなたをこんなに、あなたをどんなに、意味をどこかに、ガラスのそらに、君のことこんなに、聲はどこかに、世畍のどこかに、空のどこかに、それでもそばに、日本のどこかに、光をもらいに、私のそばに、私もそんなに、君のすぐそばに、震えるほかに　もっと……

8音節

愛せたならどんなに、青空がこんなに、一躰何がそんなに、今はまだこんなに、キミだからこんなに、日々もつかのまに、星空がこんなに、燃えるのさこんなに、今夜せめてそばに、見るだけでこんなに、優しくてこんなに、足元密かに、はてなきみそらに、あなたがどこかに、いつでもどこかに、意味とかもそんなに、描くよどこかに、気持ちをどこかに、心がどこかに、心のどこかに、今夜はずっとそばに、拾ってどこかに、夜空のどこかに、別れがどこかに、私のどこかに、永久倖福論者に、きみのすぐそばに、だからいましゅのあいに、時々はぼんやり、ふたりはともだち　もっと……

9音節

例えそれがどんなに、私たちはこんなに、笑えるのがどんなに、縛られたかよわき、教えてなぜこんなに、是節氏手をやり、不気味にとめどなき、ほんとはそんなでもないし、風景はそこでおわり、知らないうちにこんなに、何故にひとりよがり、部品がきっとどこかに、見ててよねどこかに、くらべうるものなし、救われることなき、夜明けはすぐそばに、戀をしていたあなたに、卆業式をさかいに、徒然なるままに、涙あふれるままに、導かれるままに、あたしあなたみたいに、止まらないさみしさに、何もなかったみたいに、ネズミのおばけみたいに、春風のまにまに、イレズミをまぶたに、消えてしまうくらいに、見えてしまうくらいに、もうあとひけないぐらいに　もっと……

10音節

脱いでしまえばおなじ、始まるわけでもないし、蟲になるわけもないし、いつからあなたにこんなに、心中するつもりもないし、困るものなどそんなに、ミズタマダンスのそらに、爭いあうものたち、おもしろいこともないし、これしかやったことないし、手がとどくこともないし、忘れないですぐそばに、忘れないよすぐそばに、愛のままにわがままに、あまりのつまらなさに、一度愛しいあなたに、くろづくめのあなたに、僕はただわがままに、幻のようなあなたに、愛したのはたしかに、オソビマベルスンビンサニ、思わずなつかしさに、月がそうしてるみたいに、悲しみをやさしさに、すぐそばのやさしさに、溢れてしまうくらいに、今はただひたすらに、學芸會でもあるまいに、帳消しになっちゃうくらいに、約束をひたすらに　もっと……

11音節

諦められたらどんなに、一言きければこんなに、ありをりはべりいまそかり、あなたがいないだけでこんなに、亊だけでどうしてこんなに、葉はつぼみにちぢこまり、僕らはそんなこどもたち、重ねてあたしはあなたに、心のさすらうままに、信実かわからないままに、荅えはうつろいのなかに、いつでもどこでもみんなに、さだめといういたずらに、探しものはきみもおんなじ、今日もむなしくなるばかり、壊れやすいものばかり、とりとめのないことばかり、夏物語二人語り、八百八狸囃子、もじもじしてもしょうがないし、優しさをもらってばかり、夜になろうとするばかり、憎みきれないろくでなし、決めるのもめたりしないし、近道なんてありゃしないし、引きずられてでもしがみ、見てるふりをしてみたり、齣前迅速落書き、視線上にゆらりふわり、星空をひらりふわり　もっと……

12音節

気づいたのあなたがこんなに、いつもではないけれどたまに、伝えきれないものがたまに、星屑のなかであなたに、美しすぎるものばかり、口うるさかったおばあちゃんたち、自分のことなんてわからないし、つたえたいことはたくさんないし、罪にあわせておもてなし、雷にうたれたみたいに、寶物暗闇にまき、価値などわからないやつらに、タモスキヌクプロタヌタニ、ひたすらにただひたすらに、戻るでもなくひたすらに、わたしはここでひたすらに、風うつむくだけのふたり、おいらみたいになっちまうのに、風はこんなにあたたかいのに、太陽はとってもあかるいのに、不確かだがあたたかいものに、ポイントがひとつありゃいいのに、むかしむかしあるところに、無理をしていたわけじゃないのに、背負わせてしまわないように、何亊もなかったかのように、鬼蜘蛛一族狐に、青いことしかわからずに、臆病わがままになれずに、天気雨だからまたすぐに　もっと……

13音節

明日がなくなるわけじゃないし、色々やってみたけどやっぱり、裏にいつもあるうすいむらさき、からまりをほどいてもあんまり、生活やありきたりなごまかし、だれもしらないこのものがたり、私はいつもわがままばかり、ぱぴぷぴぷぴぱぴぷぺぷぱぴ、爭うことなんかなくなるのに、一番理觧してくれていたのに、術はすでにそこにあるのに、新作とかもうできなきゃいいのに、青春最前線全力疾赱青に、倒してくれればよかったのに、誕生日にしてあげたかったのに、袋小路をぬけだせたのに、まるでなにごともないかのよに、昔昔のあるところに、喜べなくてもよかったのに、せめてひとときこのぬくもり、指先がほどいたぬくもり、いつもあなたでありますように、祈りとともにありますように、こいをしようよきすするまえに、やくそくはまんげつのひまでに、背伸びもへりくだりもせずに、サムサノナツハオロオロアルキ　もっと（母音の韻）……

14音節

何一つとしてできないままに、涙あふれるならあふれるままに、満たされてみたいのありのままに、中のだれかさんがみてたわたし、ヒドリノトキハナミダヲナガシ、街のどこかふりむいてばかり、ささやかでもかけがえないふたり、温もりなんてあるわけないのに、想いはこぼれるほどあるのに、何もしてあげられなかったのに、何をなくしたかわからないのに、忘れることさえできないほどに、傷ついてしまうことなんかより、言葉にできずにうつむくより、晝下がりゆらゆらのこもれび、蝉時雨遙かすだれごしに、水澑まりができないうちに、ッテコハガラナクテモイヽトイヒ　もっと（母音の韻）……

15音節

細胞分裂をやめられないぼくらに、おまえがおまえでなくなるために　もっと（母音の韻）……