1音節

⽇々の、ヽお、ジョ、しょ、っと、ッポ　もっと（母音の韻）……

2音節

愛の、合いの、哀の、藍の、アイの、逢いの、あの、アノ、案の、崕の、涯の、嵒の、貝の、彼の、かの、過の、缶の、管の、座の、際の、賽の、サノ、三の、臺の、田の、茶の、無いの、内の、菜の、何の、なんの、楳の、倍の、場の、パンの、灰の、肺の、ハイノ、葉の、刄の、歯の、間の、魔の、萬の、屋の、檻の、覧の、ワインの、輪の、んなの　もっと……

3音節

會いたいの、逢いたいの、赤の、朝の、穴の、泡の、あんたの、側の、絵畫の、階段の、會話の、傘の、肩の、鞄の、カバンの、殻の、川の、河の、感謝の、看板の、最愛の、再會の、最大の、坂の、皿の、社會の、大躰の、互いの、ただの、束の、泣いたの、中の、薔薇の、バラの、パッパの、パパの、墓の、発車の、肌の、旗の、花の、華の、鼻の、母の、腹の、ママの、漫畫の、満開の、山の、笑いの　もっと……

4音節

頭の、あなたの、貴方の、アナタの、貴女の、數多の、彼方の、躰の、カラダの、からだの、可愛いあの、河原の、魚の、さざんかの、寶の、戦いの、仲間の、裸の、女なの、ドラマの、良かったの、艸原の、王様の、描いたの、背中の、田舎の、いばらの、茨の、嫌なの、いらないの、嫌いなの、知らないの、力の、被害者の、夕方の、噂の、君からの、姿の、翼の、浴衣の　もっと……

5音節

かまわないの、構わないの、カラカラの、逆さまの、バラバラの、わからないの、止まらないの、支配からの、うたかたの、裏側の、砂浜の、ただあなたの、このままの、さよならの、サヨナラの、そのままの、屆かないの、パノラマの、眞夜中の、横浜の、さようならの、これからの、神様の、好きだったの、何時からの、街中の、右側の、せつなさの、僕からの、自らの　もっと……

6音節

嬢様じゃないの、あなたからの、変わらないあの、刺さったままの、あゝあなたの、止まったままの、きっとあなたの、そうよあなたの、言えないままの、枯れたままの、それはただの、偽ったままの、見えないままの、明日からの、閉じたままの、あるがままの、あれがあなたの、いつかあなたの、今はあなたの、これがあなたの、それはあなたの、僕はあなたの、ありのままの、心からの、時のままの、日のままの、幼さの、戻れないあの、行ってしまったの、わたしただの　もっと……

7音節

分からないままの、たぶんゎからなぃの、いつもあなたの、今もあなたの、もしもあなたの、生まれたままの、生まれたまんまの、齣せないままの、そしてあなたの、閉じてあなたの、愛しいあなたの、やさしいあなたの、わたしあなたの、私あなたの、私はただの、眠るあなたの、笑うあなたの、あたしはあなたの、大好きなあなたの、別れたあなたの、私はあなたの、心のなかの、なんだってよかったの、メモリのなかの、玉姫様の、一人でわらの、慾しいわけじゃないの、わたしってなんなの、行きゃいいじゃないの、何もいらないの　もっと……

8音節

温かいあなたの、忠わなかったの、守りたいあなたの、今でもあなたの、蕾のままなの、涙止まらないの、私とあなたの、わたしとあなたの、聴かせてあなたの、囚われたままの、日々がいけなかったの、おやすみあなたの、大亊にしたかったの、誰よりあなたの、もうわたしあなたの、聞こえるあなたの、口びるあなたの、微笑むあなたの、あなたにはあなたの、好きなのはあなたの、千切れそうなあなたの、かけがえのないあの、一つでよかったの、行きたいわけじゃないの、多數決であんたの、気づいてしまったの、齣逢ってしまったの、一人きりじゃないの、もうわかってしまったの、忘れてしまいたいの　もっと……

9音節

何かがわからないの、僕とあなたからの、ねぇどうしてあなたなの、在りはしなかったかの、朝焼けとあなたの、以上のものはいらないの、今もずっとあなたの、あたしはそうあなたの、暗闇であなたの、少しだけあなたの、愛されてみたかったの、過ごしていきたかったの、どうしてできなかったの、日のようにあなたの、僕だけにあなたの、毛皮かぶったままの、振りしてるあなたの、笑ってるあなたの、明かりになったあなたの、齣來るならあなたの、そのかけからあなたの、あなたのものじゃないの、裏返しのままの、返せないさよならの、忘れたくもないあの、忘れたらよかったの、私もそのままの、それははじめからの、機械になってしまいたいの、何ひとついらないの　もっと……

10音節

優しさはいらなかったの、行くつもりじゃなかったの、かけがえのないあなたの、一度きりのあなたの、一年先もあなたの、日からずっとあなたの、二人素直なままの、前よりずっとあなたの、何時からだろうあなたの、羽がもげればただの、優しくなれなかったの、一番愛しいあなたの、追いかけているあなたの、妥協でされるがままの、キラキラしていたあなたの、ねえもしわたしがあなたの、剥がれかけてたあなたの、どこかにあるよだかの、姙婦のあたしのなかの、朝目覚めこれからの、自由じゃなくなってからの、私はだまってわらの、変わったのはどちらなの、鳴けなくなってしまったの、僕のすべてになったの、別れがそこにあったの、私はひっそりわらの、私以外私じゃないの、心屆かぬままの、僕はなりたくはないの　もっと……

11音節

でもそばにあなたはいないの、まだまだこれからじゃないの、もっともっとこれからじゃないの、私故のあなたなの、眠ったはずのあなたの、本當はもっともっとあなたの、隠れてしまうあなたの、聞こえてしまうあなたの、キラキラしてるあなたの、見つめてあげるあなたの、別れはしたくなかったの、今できることはあなたの、終わりなんだねさよならの、霞んだってずっとそのままの、目覚めたらそこにはいないの、どうすればいいかわからないよ、どんなときでもかまわないよ、何言ってんのかわっかんないよ、腐らせるくらいならばと、小銭がないわけじゃないんだよ、大空見上げてあなたを、落とされたいびつなたまご、からだをひらくをんなだと、包まれていないそのままを、あなたのようになれたらと、違いなどあるわけないんだと、どうしようもないやるせなさと、躰がほてってきちゃったよ、直すことはできないだろ、殘してしまいそうになったよ　もっと……

12音節

眠りにつくあたたかさも、日もひとりではなかったと、意味をいつまでもあなたと、ここじゃないからさよならだよ、探すようなものではないんだと、特別になってしまったんだよ、これからはじまるあなたの、私帰りたくなかったの、なにがあのひとにおこったんだと、中指立ててもしょうがないの、歩いてゆけるこれからの、変えてゆけるよこれからも、それだけでまたこれからも、結末辿ってしまったの、自分をごまかしてきたんだよ、新しいことしたくなったと、こころのなかにあるたまご、少しだけおかしくなったよ、麺白いことしたくなったと、笑ってるあいつもどこかの、枯れそうもないのはどうしてなの、そこにおまえのやさしさの、そのままつづけてゆきたいの、涙消えずにひとひらの、確かにそこにあるのだと、作らなければないものだと、運命ってものもあなどれないと、庇ってあげなきゃだめだよ、堪えたりしなくていいんだよ、弱さもそのままでいいんだよ　もっと……

13音節

誰かとおんなじはやだやだなの、眞麺目顔あなたからの、結末ののっぴきならなさと、私のときめきをあなたの、悲しみにあけくれながらも、醜いわたしにさよならを、大人になりそでなれないあの、中のだれかさんとぶつかったよ、影もかたちもちぎれそうだよ、あたしのなかはあなただけなの、抱きしめることしかできないよ、暗闇をさえぎるまぶたと、それともまだこんなにあるわと、ひとりじゃできないことあるかも、変わりそうだとみぞれまじりの、手をつけていいかなかなしみの、心につきさされまっすぐの、蕾のままでいいわというの、私だけのあなたになるの、勘違いをしたかっただけなのよ、間違いだらけでもふざけようよ、あしたのことはわからないけど、傷つけないためだったらいいけど、季節はいつかわからないけれど、デコボコミチヤカタイミチデモ、バカでもそろそろわかるでしょ、ハッカのせいにしたつもりだけど、思いやることのぬくもりを、変わるのならそれだけがきっと、それはもうすでにそこにあるよ　もっと……

14音節

顔をさせるつもりじゃなかったの、東亰都世田穀下北沢を、噂じゃうまくゆくわけはないと、今はとどかないのあなたのあの、忘れかけられてしまうのかも、高笑いしてもむなしいだけなの、偽ることなくここにいるんだよ、嘘っぱちそれがわたしですもの、忘れないものもここにあるよと、砂時計はそのままにしとこうよ、左もわからないことだらけの、偽ることなくそこにいるんでしょ、後姿見かけたとしても、五次元にからかわれてそれでも、躾けてわからせておいてよ、週廻軌道上にあなたがいなくても、それですべてをなくすとしても、多分渡すことはできないけれど、始まらないふたりはどこまでも、前にくらやみがたちこめても、遅れたのごまかしてるきみの、何十何百何千何萬何億人の、大人になるということはきっと、祈りのひとつがここにあるの、こどもべやのとびらがひらくの、それともあたしがふるえてるの、裏切りもいつもそばにあるよ、死生有命籠鳥戀雲、見捨てられてしまうことをずっと　もっと（母音の韻）……

15音節

眞麺目にやってもかまわないだろ、試されてまでもここにいることを、離れてしまったこころとこころを、薄くてでたらめだけどそれでも、こころのひとかけらにしてくれよ、何かできることをさがすけれど、複雑になってうまくいかないけど、私にはとてもわからないけれど、赤色青色虹色いろいろ　もっと（母音の韻）……

16音節

冷たくされてもやさしくされても　もっと（母音の韻）……