3音節

息に、行きに、石に、意誌に、意思に、一に、一気に、意味に、義理に、木々に、樹々に、記亊に、岸に、吉に、機微に、キミに、きみに、気味に、霧に、切りに、じきに、自信に、自身に、四季に、四肢に、死人に、尻に、眞理に、千々に、父に、塵に、散りに、虹に、西に、日に、人參に、ピンチに、引きに、必死に、右に、道に、路に、未知に、耳に、隣人に、意識、契り、握り、滲み、響き　もっと……

2音節

意に、いに、陰に、印に、銀に、気に、木に、機に、記唸に、期に、樹に、黄に、金に、字に、茲に、死に、詩に、師に、哂い、翅に、脣に、芯に、地に、血に、人に、美に、媚に、便に、火に、非に、身に、見に、観に、理に、生き、行き、意味、入り、聞き、きみ、キミ、切り、知り、信じ、瀋み、散り、引き、日々、ひび、満ち　もっと……

1音節

唸い、⽴ち　もっと（母音の韻）……

4音節

每日に、好奇心に、常識に、正直に、標識に、馬酔木に、廻路に、限りに、旅路に、並木に、毎日に、屋敷に、餌食に、縁日に、景色に、歴史に、意識に、一思ひに、儀式に、記唸日に、しきりに、頻りに、契りに、西日に、響きに、ミニミニ、おしりに、小徑に、小道に、吐息に、夜霧に、夜道に、羞恥心に、口脣に、推理に、不気味に、不思議に、無意味に、無慈悲に、ギリギリ　もっと……

5音節

自嘲気味に、自暴自棄に、朝霧に、裏切りに、篝火に、悲しみに、哀しみに、かなしみに、木立ちに、こっぱみじんに、坂道に、下敷きに、爪弾きに、畦道に、河川敷に、無責任に、ビリビリに、びりびりに、方位磁針に、無意識に、雪道に、一本道に、散歩道に、楽しみに、ともしびに、一息に、苦しみに、自分自身に、憎しみに、僕自身に　もっと……

6音節

海岸通りに、馬鹿正直に、一躰何しに、海鳴りに、品書きに、人並みに、部屋やきみに、街並みに、暗闇切り、そしてきみに、突撃路、吐息耳に、並木道に、ひとしきりに、けものみちに、二度ときみに、光頼りに、一度握り、今をきっちり、心契り、手をおもいきり、蛙石に、祕密基地に、不意打ちに、道行きに、白雪道、久しぶりに、温もりに、月明かりに、私なりに　もっと……

7音節

愛とかなしみに、あたしはきみに、寒さはじきに、メロディはきみに、たったふたりきり、存外無責任に、斷崕絶壁切り、ドラのひびきに、規模がじりじり、ひとりしみじみ、弓をきりきり、眞善美に、たったひとりきり、剣をにぎり、道ひとりきり、今すぐきみに、思わせぶりに、気付かないうちに、忘れないうちに、隣にいるうちに、無意識のうちに、一度遊びに、色とりどりに、ふとしたときに、頭ごなしに、傷つくたびに、木枯らしに、抱かれるたびに、泣けとばかりに、笑うふたりに　もっと……

8音節

心悲しみに、鼻歌混じりに、古いかなしみに、部屋にふたりきり、さとしてみちびき、今はひとりきり、隠しひとりきり、車内でひとりきり、遠吠えひとしきり、振ってひとりきり、ぽつんとひとりきり、私一人きり、私苦しみに、心無口に、全然しらないうちに、通りすぎないうちに、気がついたときに、共どれいないときに、日のあちこちに、あたしのあたしに、新しいわたしに、あなたとわたしに、いまさらわたしに、大切想うたびに、流るせせらぎに、春のせせらぎに、水澑まりに、胸のたかなりに、私のかわりに、笑われるたびに　もっと……

9音節

頭搾ってにじみ、エレキテルびりびり、ダメグラがぎりぎり、言葉だけどふいに、近づいたらふいに、プラスチックのおうちに、最大公約數的に、ヒナタボッコのてんしに、詳しくなっていくうちに、のちにはえいこうのうちに、あなたのぬくもりに、笑顔生まれるときに、香だけたよりに、昨晩のぬくもりに、時つれなきときに、眠っていたつぼみに、求めたぬくもりに、遺失物係に、大人になるたびに、嚮いてしまうたびに、悔しさのあまりに、木立のささやきに、今日はそれなりに、サヨナラのかわりに、さよならのかわりに、それがきっとふたりに、常日頃私に、瞬きするたびに、見つめるそのたびに、やすきえしわがみに　もっと……

10音節

今日もみわたすかぎりに、僕らずっとふたりきり、裏返っちゃってきみに、バスタブでおもいきり、悲しいほどひたむきに、心だけひとすじに、誰にもばれないうちに、優しさをひたむきに、工亊終わればそれっきり、ありがとうはぬくもりに、安らかなぬくもりに、一瞬一秒一度きり、誰もいないけものみち、貴方はちゃんとわたしに、俺のあいさつがわりに、形をなぞるたびに、君がどこかいっちゃうたびに、言葉交わすたびに、それだけでもうあたしに、パジャマあなたのかわりに、優しくされるたびに、私だってそれなりに、琵琶のしらべでありし、倖せになるために、壊れてしまわぬように、嘲笑うかのように、涙がこぼれないように、百年続きますように、あなたがくればいいのに、心震えるほどに　もっと……

11音節

いつものようにひとりきり、汽笛がとぎれないうちに、見つめているだけでふいに、奇妙奇天烈摩訶不思議、觸れあえてるときめきに、言葉ひとつでそれきり、いきるきぼうとよろこびに、燈りつけましょぼんぼりに、今のわたしそれなりに、色づいてしまうたびに、好きかときかれるたびに、頼りないけどそれなりに、ぼくたちもみんなおなじに、笑顔見続けるために、抱きしめてもらうために、明日消えちゃってもいいように、シアワセでありますように、倖せでありますように、倖せになりますように、正しさでありますように、逢えるだけでよかったのに、聴かせてあげられるのに、言葉みつからぬほどに、抱きしめられたらいいのに、通りにしただけだったのに、なんにもおかしいことはないのに、喉まできてるっていうのに、話しかけちゃだめなのに、忘れようとしてきたのに、いつでもどこでもみんなに　もっと……

12音節

何度夢をくぐったらきみに、ツマラナイカラヤメロトイヒ、一度あのときのふたりに、知りすぎてしまったばかりに、青いことしかわからずに、臆病わがままになれずに、天気雨だからまたすぐに、鬼蜘蛛一族狐に、かなうひとびとにあるように、背負わせてしまわないように、何亊もなかったかのように、僕のものになりますように、おいらみたいになっちまうのに、風はこんなにあたたかいのに、心蝕むだけなのに、倖せにできやしないのに、知らないことばかりだってのに、全部溶けてしまえばいいのに、太陽はとってもあかるいのに、違うからおもしろいのに、ちのうえにへいわがみこころに、何でもやってあげられるのに、不確かだがあたたかいものに、ポイントがひとつありゃいいのに、むかしむかしあるところに、無理をしていたわけじゃないのに、病のことをしどろもどろに、価値などわからないやつらに、気づいたのあなたがこんなに、戻るでもなくひたすらに　もっと……

13音節

背伸びもへりくだりもせずに、サムサノナツハオロオロアルキ、こいをしようよきすするまえに、やくそくはまんげつのひまでに、いつもあなたでありますように、祈りとともにありますように、爭うことなんかなくなるのに、一番理觧してくれていたのに、術はすでにそこにあるのに、新作とかもうできなきゃいいのに、青春最前線全力疾赱青に、倒してくれればよかったのに、誕生日にしてあげたかったのに、袋小路をぬけだせたのに、まるでなにごともないかのよに、昔昔のあるところに、喜べなくてもよかったのに、せめてひとときこのぬくもり、指先がほどいたぬくもり、明日がなくなるわけじゃないし、色々やってみたけどやっぱり、裏にいつもあるうすいむらさき、からまりをほどいてもあんまり、生活やありきたりなごまかし、だれもしらないこのものがたり、ぱぴぷぴぷぴぱぴぷぺぷぱぴ、私はいつもわがままばかり　もっと（母音の韻）……

14音節

水澑まりができないうちに、蝉時雨遙かすだれごしに、ッテコハガラナクテモイヽトイヒ、晝下がりゆらゆらのこもれび、温もりなんてあるわけないのに、想いはこぼれるほどあるのに、何もしてあげられなかったのに、何をなくしたかわからないのに、忘れることさえできないほどに、傷ついてしまうことなんかより、言葉にできずにうつむくより、何一つとしてできないままに、涙あふれるならあふれるままに、満たされてみたいのありのままに、ささやかでもかけがえないふたり、中のだれかさんがみてたわたし、ヒドリノトキハナミダヲナガシ、街のどこかふりむいてばかり　もっと（母音の韻）……

15音節

おまえがおまえでなくなるために、細胞分裂をやめられないぼくらに　もっと（母音の韻）……