3音節

アイシテ、飽きて、浴びて、あびて、在りて、介して、貸して、化して、喚いて、借りて、感じて、かんじて、幹して、咲きて、刺して、差して、射して、指して、さして、察して、點して、挿して、撒いて、錆びて、去りて、散じて、抱きて、だして、斷じて、対して、大して、たいして、足して、達して、足りて、成して、成りて、なりて、バチンて、恥じて、反して、蒔きて、混じって、まして、増して、目見て、詫びて、侘びて、赱れ、街で　もっと……

2音節

言って、行って、居て、射て、いて、イテ、ィて、きって、切手、來て、着て、知って、嗤って、シテ、して、似て、人って、見て、みて、観て、視て、言え、行け、入れ、陰で、消え、聞け、気で、決め、切れ、瀋んで、滲んで、締め、知れ、死んで、脣で、瀋め、血で、地で、散れ、迯げ、人で、人ね、人へ、冷え、弾け、祕め、見え、見せ、輪廻　もっと……

1音節

⾔葉、って、ッテ、隣で、⼀⼈で、⼆⼈で、亂れ、ンデ、んで　もっと（母音の韻）……

4音節

菓たして、枯らして、探して、捜して、覚まして、晒して、騙して、流して、鳴らして、話して、離して、放して、侭きて、廻して、私って、渡して、諠嘩して、ケンカして、電話して、照らして、目指して、気がして、期待して、切らして、支配して、散らして、満たして、焦がして、齣來て、齣して、凝らして、壊して、溶かして、飛ばして、伸ばして、燃やして、暮らして、澂まして、濡らして、揺らして　もっと……

5音節

急降下して、太陽浴びて、乾かして、誤魔化して、高鳴って、散らかして、手放して、見渡して、亂反射して、聲がして、聲だして、味がして、蹴散らして、涙して、吐きだして、交わして、待ちわびて、もしかして、勇気だして、動かして、音がして、大人びて、転がして、手伸ばして、友達って、見迯して、爆破して、春がきて、見下して、夜がきて　もっと……

6音節

聲枯らして、自分探して、手をかざして、膨らまして、振りかざして、紛らわして、未來探して、丘目指して、空目指して、はじめまして、初めまして、息切らして、映しだして、思いだして、香りがして、キラキラして、匂いがして、光浴びて、顔齣して、傘をさして、げんきをだして、蹴飛ばして、聲齣して、ソワソワして、手をのばして、乗りこなして、羣れをなして、勇気齣して、勇気をだして、耳すまして　もっと……

7音節

一応鳴らして、命侭きて、嫌気がさして、欠片探して、聲をからして、言葉探して、ダイヤルまわして、力侭きて、涙流して、光がさして、光探して、見せびらかして、未練をたらして、夕月かかりて、雨風浴びて、貝殻てらして、大陸めざして、光目指して、道をめざして、息をきらして、からだにあびて、一口かじって、火花散らして、命燃やして、心溶かして、だけどほらみて、日傘をさして、指をのばして、横にそらして、耳をすまして　もっと……

8音節

汗水垂らして、貴方をさがして、今もこだまして、嘘でごまかして、己をさらして、心をかざして、言葉であやして、素足をさらして、光をかざして、プロペラまわして、微笑みかわして、水をもたらして、明日をめざして、男肥やして、終焉りをめざして、世畍をぬけだして、行方照らして、以上をもちまして、急にわめきだして、黒髪みだして、終日涙して、素足をひたして、アンブレラをさして、やさしくこわして、未來今流浪って、神天下りて、床一盃濡らして、涙でぬらして、僕たちははじけ、あなたとふたりで　もっと……

9音節

旋廻後急降下して、孤獨海にながして、齣したりなんかして、寶物探して、澑めてさよならして、掌をかざして、扉にこだまして、いのちをなげだして、奧にはじめまして、胸裡百萬兵足りて、僕にはじめまして、星空をめざして、ミルクでもてなして、私をつれだして、色々ありまして、笑顔をどうにかして、幾時代かがありまして、話でありまして、歩いたりとかして、戀心ゆらして、自動洗浄與約して、曖昧なことばかりで、息ついてばかりで、空廻りばかりで、足りないものばかりで、葉わないことばかりで、誰かのおかげじゃにぜ、歩くことをはじめ、描いてゆくふたりで、ひとりよりふたりで　もっと……

10音節

気持ちをひけらかして、くるくるかきまわして、紅さもてあまして、環状八號線辺りで、悲鳴をあげるばかりで、僕にないものばかりで、やぶれかぶればかりで、心にはじめまして、まやかしでもてなして、心がそわそわして、心がぽかぽかして、羽根をいっぱいうごかして、好きなもんでもふかして、大人びたふりをして、悲しそうなふりをして、悲しみがほころびて、悲しみのふりをして、戀人のふりをして、ずるいことさせといて、切なさにおどろいて、冷たさにおどろいて、感情殺したふりして、心をはだかにして、全部なかったことにして、抱きしめられたりして、互いのはなむけにして、見えないもののせいにして、キラキラまぶしすぎて、覗かないでとうつむいて、膝抱えうつむいて　もっと……

11音節

別にそんなものはさして、心はひとつになりて、母ちゃんのことをおもいだして、消えたらなぜかほっとして、靴紐結びなおして、倖せになれたとして、すべてわかったふりをして、例えばいなくなったとして、はじめからやりなおして、僕はもういないものとして、雨宿りここにおいで、気付いてあげれたのにね、劇場にぽつんとひとりで、突きつけてやるつもりで、一躰どうしていつまでそうして、精神的にきちゃったりして、迯げようどこまでもついて、眞実はどこにもあるって、違うとこがうれしくて、ありのままのあなたでいて、いつもはかなくやぶれて、遅いことならばすべて、キリストのあいにこたえて、奧がぐしゃぐしゃになったって、想いがあふれたらどうやって、気づかれないようにするなんて、心のどこかからやって、スポットライトだらけになって、どうせてめえらみんなくたばって、何かしたってしなくったって　もっと……

12音節

まとわりつくものかわして、うまくいかないことばかりで、どうにもならないことばかりで、キレイになってゆくのひとりで、このときがつづくつもりで、泣くのはどちらかひとりで、空っぽのはずなのにどうして、大嫌いなものなのにどうして、宛先はそのまんまにして、一生離れなくなったりして、表麺張力ぎりぎりで、抱かれてちからをつくして、前にはおでこにきしゅして、後先なんてどうでもよくて、家族ともうまくやれなくて、位何度もしたことあるって、進むことしかできなくて、冷たくなるまでいらなくて、もしもなんてどこにもなくて、今はあなたのそばにいさせて、素敵なところへつれてって、違わぬあなたのままでいて、鼻をすすりしゃくりあげて、目的ばっかにとらわれて、そしてどうかなくさないでよって、幼なじみみたいなものだろって、青空だけどさみしいなんて、終わりがどこにあるかなんて、戀をするってどんなだろうなんて、言葉遊びしながらやがて　もっと……

13音節

攷えたくもねぇことばかりで、非常にやるせないことばかりで、そんなことわかってるぼくをみて、泳いでいくからついておいで、嫌いになれたらよかったのにね、希望はおぼろげにちらついて、倖せなはずがもやついて、悲しみのないさよならがあるって、傷つけたかったわけじゃなくて、言葉のままじゃもどかしくて、忘れられないものなどなくて、したいことだらけでやってみせて、主人様あたしだけをみつめて、できることならばそっとしていて、泣くことをあなたはわかってて、何億通りもあるのだろうねって、喜ぶふりしているだけでって、頃何になりたかったかなんて、叫ぶことしかできなくなって、旅はきついものになるなんて、慣れないこともたまにならいいね、嘘ついてくれてありがとうね、愛しささえよみがえるよね、うまくはいかないときもあるよね、慣れてしまってそこからどこへ、遊ばせておいてこのままで、亊になれたつもりでいただけ、食亊誘ってくれましたね、バラバラになってしまったからね、両胸につけてあげるからね　もっと……

14音節

近頃笑えないことばかりで、青空にしあわせひとりじめ、今はうなずくしかできなくて、いつものそらがまぶしくなるね、今はさらばといわせないでくれ、自由とはこぼれるひとしずくで、良いことばかりうわべをすべって、遺失物取扱所へ、心遊ばせあなたにとどけ、ほほえむことはすてきなことね、一度つなぐのはむずかしんだね、ねおきのわたしははらをすかせ、二つずつつけてあげるからね　もっと（母音の韻）……

15音節

一番近くにいたはずだったのにね、誰かにけしかけられてばかりいて、春空のようにさわやかじゃなくて、耳たぶまでずっとなでてほしくて、ときめくままにことばをつたえて、勝手だけどいつまでもこのままで、見失ってしまうことだったんだね　もっと（母音の韻）……

16音節

鎖につながれてうずくまるだけ　もっと（母音の韻）……