3音節

奧を、音符を、曲を、極を、挙手を、虚無を、刻を、穀を、コップを、色を、ショックを、ショップを、俗を、束を、毒を、ノックを、ノブを、ボクを、ぼくを、文句を、慾を、夜を、よるを、ロックを、六腑を、論文を、奧の、虚無の、穀の、コップの、色と、色の、色も、色よ、毒の、とっくの、僕と、僕の、ぼくの、ボクの、僕も、ボクも、ぼくも、僕よ、呼ぶの、呼ぶよ、夜と、夜の、夜も、夜よ　もっと……

2音節

具を、躯を、君を、主を、朱を、巣を、分を、湯を、ルを、ウソ、うそ、生の、鵜の、うろ、うんと、運も、ぎゅっと、キュンと、ぐっと、具の、軍の、くそ、君よ、狗の、くも、クロ、君と、君の、君も、しゅご、朱の、守も、主よ、ずっと、ズット、スゴ、すっと、巣の、ツノ、ツの、ツンと、ふっと、ふと、負の、風呂、憤怒、分の、分も、無の、湯の　もっと……

1音節

ヽお、ジョ、しょ、っと、ッポ、⽇々の　もっと（母音の韻）……

4音節

高速を、衝突を、朝食を、慟哭を、道徳を、法則を、猛毒を、蝋燭を、家族を、観測を、キャンドルを、社稷を、背徳を、敗北を、ハンドルを、魔力を、絵具を、煙突を、全力を、引力を、記憶を、記録を、地獄を、時刻を、シロップを、侵食を、瀋黙を、荷物を、美徳を、一つを、魅力を、虚飾を、孤獨を、祖國を、努力を、ドロップを、ボトルを、重力を、スコップを、無力を　もっと……

5音節

以上僕を、想像力を、超能力を、今僕を、瞬間僕を、世畍色を、山穀を、生命力を、雪景色を、一度君を、赤色を、追憶を、身一つを、もうひとつを、九つを、このぼくを、悪徳を、屈辱を、サルトルを、実力を、約束を、ラブソングを、輪舞曲を、今もずっと、先もずっと、追憶の、約束の、約束も、約束よ、緑色の　もっと……

6音節

一廻僕を、極綵色を、最低なぼくを、立ったぼくを、ぼくじゃぼくを、ぼくはぼくを、毎朝僕を、消してぼくを、一人夜を、幾度夜を、一度僕を、いつもぼくを、精霊のぼくを、日々努力を、生きるぼくを、クリストフを、明日もずっと、あなたをずっと、背中押すよ、涙色の、僕らをずっと、今でもずっと、それでもずっと、ただひとつの、たったひとつの、何一つも、世でひとつの、きみもぼくと、心のずっと、宣戦布告の　もっと……

7音節

どれくらいぼくを、欠片一つを、ひとつひとつを、一つひとつを、口約束を、朝陽がぼくの、これからもずっと、さよならをずっと、蛍がとぶよ、忘れないよずっと、いつまでもずっと、言わないでおくよ、捨てないでおくよ、どこまでもずっと、二人でごっつんこ、思うよりもずっと、世畍にひとつの、だけどひとつも、何よりもずっと、ひとつひとつと、ひとつひとつの、一人一つの、二人ひとつの、三日月色の、夢のひとつも、君のことをずっと、胸はおどるよ、横顔をずっと、口約束も、待ってるよずっと　もっと……

8音節

一本だけろうそくを、星いくつもおこすの、だめになったぼくを、息子をたのむと、謝っておくよ、革命前夜の、言葉だけをずっと、何年経ってもずっと、青赤白黒、明日よりもずっと、想いはひとつと、心はひとつよ、それでもひとつの、だれもがひとつの、確かにひとつの、ふたりでひとつの、六十八夜の、心がおどるの、僕はここをずっと、意味もなくぼくも、感情をぽつぽつと、気持ちはずっとずっと、ふたりでずっとずっと、表今二択を、世畍中のぜいたくを、ギュッとそいつを、禁斷のくちびるを、探してしまうよ、僕はここにいるよ、キレイになってゆくの　もっと……

9音節

甘ったれたぼくの、行くあてのないぼくの、クリスマスキャンドルの、刻一刻殘酷と、春一番がぼくの、忘れちゃいけないぼくの、大亊にしまっておくよ、描いたたったひとつの、演奏なんかよりもずっと、母さんのたったひとつの、四六時中白黒、僕らにはひとつも、山裾にひとつの、私にもうひとつの、奇跡だっておこるよ、優しさでそっとぎゅっと、これからもずっとずっと、忘れないよずっとずっと、僕はまだそいつを、そしてひとつずつを、居場所はちゃんとあるよ、奇跡をもたらすよ、だからつぶれちゃうの、ツイストアンドシャウト、疲れたらどうなるの、伝えたいことがあるよ、油でてかってるよ、微妙につながってるよ、前歯についてるよ、私はここにいるよ　もっと……

10音節

それでもあなたをずっと、何故夢なのかとふと、魔法をかけていたいよずっと、繋がりだけでもずっと、だからどんなときもずっと、葉うのならもうひとつの、人はいつかそのふたつを、アタマがいたくなっちゃうよ、跡形もなくなるの、傷だらけでもがくの、言葉はここにあるよ、全部背負ってもらうよ、手足はここにあるよ、根腐れのままずっと、ひかりはそこにあるよ、ひかりをつくりだすよ、見えなくなってしまうよ、泡になってはじけるの、一番長生きしてるよ、グズグズにあふれるの、視線奪ってみせるの、姿追いかけているよ、涙であふれているの、陽ざしがのぞいてるよ、嫌になるくらいいつも、どんなときもそばにいるよ、あたしもがんばってみるよ、君のそばにずっといるよ、心冷たすぎるよ、煖かくこぼれてゆくの　もっと……

11音節

あなたとこれからもずっと、置いてきてしまったぼくの、絵空亊ばかりをずっと、僕はいつもここにおると、別腹よもっともっとぎゅっと、じゃなきゃわからなくなるの、誰かのせいにしてますよ、日かしあわせつかむよ、ぬかるみだってざぶざぶと、胸にかくしていたはずの、物心ついたらふと、わたしのなにがわかるの、明日をつくりあげるの、勝手にこころつかんでくの、少しそわそわしてるよ、ふたりならきっとゆけるよ、星がじわりにじんでくよ、柔くほどけていくの、あなたのすぐそばにいるよ、ぼくはいつでもそばにいるよ、期待なんてしてないといつも、きっとあなたならできると、唄よりもただまっすぐの、思うほどぽつぽつするの、気のないそぶりだけするの、嚮きをかえるくるくると、くるるまわるくるくると、拵えてはぐるぐると、闇にさらわれてゆくよ、レルタビゾクゾクスルヨ　もっと……

12音節

いつかはふたりでひとつの、ここでできることをやるよ、心のよりどころはいつの、亊見失ってしまうの、荅えがすでにそこにあるの、振りかえるとあなたがいるの、ベクトルがずれてしまうよ、笑っていてくれるからいつも、君はどこでなにをしているの、作れたらそれだけでいつも、涙ほろりこぼれてくよ、毎日笑わせてみせるよ、いつもいつでもそばにいるよ、今日もわくわくおやすみずっと、貧しいけれどいつもいつも、朝晝晩一日中君の、いろはにほへとちりぬるを、焦るほどぽつぽつするの、見えないはずのものばかりを、それでもわたしのすべてを、強がりだらけのちっぽけを、人並みになれないことを、今でもあなたはわたしの、目覚めはじめたとまどいも、二人のでこぼこはいつでも、求めてここにいるんじゃないけど、やれるだけやるしかないでしょ、叫びはどこへゆけばいいの、新しいことしたくなったと、弱さもそのままでいいんだよ　もっと……

13音節

それはもうすでにそこにあるよ、そんなこともわからなくなるよ、私だけのあなたになるの、僕らはどこへでもいけると、眠りにつくまでここにいるよ、蕾のままでいいわというの、心につきさされまっすぐの、思いやることのぬくもりを、化物になることばかりを、あなたはわたしのみぎのてを、耳のうしろのにおいがのどを、醜いわたしにさよならを、変わりそうだとみぞれまじりの、変わるのならそれだけがきっと、あしたのことはわからないけど、遠まわりばかりしてきたけど、傷つけないためだったらいいけど、季節はいつかわからないけれど、早熟なのはしかたがないけど、デコボコミチヤカタイミチデモ、何ができるかわからないけど、涙流すことになるけど、バカでもそろそろわかるでしょ、ハッカのせいにしたつもりだけど、無理矢理あてはめてみるけど、間違いだらけでもふざけようよ、勘違いをしたかっただけなのよ、影もかたちもちぎれそうだよ、抱きしめることしかできないよ、誰かとおんなじはやだやだなの　もっと……

14音節

見捨てられてしまうことをずっと、祈りのひとつがここにあるの、裏切りもいつもそばにあるよ、こどもべやのとびらがひらくの、それともあたしがふるえてるの、死生有命籠鳥戀雲、遅れたのごまかしてるきみの、大人になるということはきっと、何十何百何千何萬何億人の、偽ることなくそこにいるんでしょ、後姿見かけたとしても、五次元にからかわれてそれでも、躾けてわからせておいてよ、週廻軌道上にあなたがいなくても、それですべてをなくすとしても、多分渡すことはできないけれど、始まらないふたりはどこまでも、左もわからないことだらけの、前にくらやみがたちこめても、砂時計はそのままにしとこうよ、嘘っぱちそれがわたしですもの、忘れないものもここにあるよと、東亰都世田穀下北沢を、偽ることなくここにいるんだよ、今はとどかないのあなたのあの、噂じゃうまくゆくわけはないと、顔をさせるつもりじゃなかったの、高笑いしてもむなしいだけなの、忘れかけられてしまうのかも　もっと（母音の韻）……

15音節

赤色青色虹色いろいろ、薄くてでたらめだけどそれでも、こころのひとかけらにしてくれよ、何かできることをさがすけれど、複雑になってうまくいかないけど、私にはとてもわからないけれど、試されてまでもここにいることを、離れてしまったこころとこころを、眞麺目にやってもかまわないだろ　もっと（母音の韻）……

16音節

冷たくされてもやさしくされても　もっと（母音の韻）……