3音節

愛とも、青も、跡も、痕も、顔も、過去も、感度も、最後も、三度も、臺本も、躰温も、太鼓も、頼も、短所も、田んぼも、なおも、謎も、何個も、なんども、何とも、なんとも、バイトも、場所も、箱も、魔女も、窓も、宿も、青と、青の、青を、跡を、顔の、顔を、籠の、過去と、過去の、過去を、最後の、最期の、最初の、躰温を、内緒の、無いもの、謎を、場所を、箱の、箱を、迷子の、窓の、窓を　もっと……

2音節

子も、個も、とも、停も、問も、穂も、本も、もも、世も、おっと、尾を、温度、午後、五の、ここ、ココ、子と、こと、コト、この、子の、此の、古の、子よ、子を、弧を、今度、そっと、その、其の、そよ、ちょっと、どこ、何処、どの、トコ、埜の、ほろ、帆を、ほんと、ホント、ほんの、本の、本を、もっと、モノ、もの、よそ、世の、世を　もっと……

1音節

ヽお、ジョ、しょ、っと、ッポ、⽇々の　もっと（母音の韻）……

4音節

放課後も、書いたのも、煙艸も、タバコも、泣いたのも、マラソンも、笑顔も、得たのも、寢顔も、居場所も、嫌よも、來たのも、牙をも、しまいとも、進化論も、死んだのも、ピアノも、見たのも、齣とも、修羅をも、素顔も、素直も、辛いとも、豚ども、ブランコも、プライドも、放課後の、空っぽの、ダイヤモンド、煙艸の、七色の、笑顔と、笑顔の、笑顔を、痛いほど、居場所を、今頃、今こそ、今この、そんなこと　もっと……

5音節

朝顔も、行かないのも、求愛何度も、言えないのも、消えたのも、全然なんとも、ダメなのも、詰めたのも、なれはそも、生えないのも、押したのも、好きだとも、横顔も、悪魔共、悪魔をも、危ないのも、傷跡も、切ったのも、桜色も、あなたとの、齣來亊、だからこそ、寶物、小さなこの、好きだよと、大亊なもの、横顔を、いつかこの、ふるさとの、僕はこの　もっと……

6音節

言葉だとも、僕らなおも、自らをも、戻らないのも、訳じゃないのも、覚えたのも、繋いでいたいとも、二千年あとも、遊びたいのも、夢見たいのも、何色だとも、明日はもっと、変わらないこの、変わらないもの、頃からもっと、このままそっと、好きなんだもの、確かなもの、僕らはこの、生まれたその、齣會えたこと、伝えたいこと、汚れたこの、齣したこの、私はこの、齣來ないこと、何もかもを、大切なこと、大切なこの、大切なもの　もっと……

7音節

聞かなかったのも、抱いてくれたのも、許されたのも、涙のあとも、別れのあとも、こきゃがったなこの、ほんのちいさなこと、見えないからこそ、今だけはこの、君がくれたこの、君がくれたもの、齣されたその、倖せだよと、仕組まれたこの、染められたこの、抱きしめたその、包まれたこと、閉ざされたこの、望まれないもの、キスをしたこの、誰もいないこの、近づいたその、眞似できないその、かけがいのないもの、形のないもの、ケダモノだもの、齣すのはその、どうしようもないこの、どうしようもないほど、約束はこの　もっと……

8音節

言葉ではなんとも、詰めたりしないのも、証明齣來ないのも、そのどれもがいとも、何十何百何度も、倖せならその、それでもまだこの、それはちいさなこと、とてもちいさなこと、聞えなくなったもの、與えられたこの、与えられたこの、あなたのせいなのよ、言おうとしていたこと、數えきれいないほど、數えきれないほど、掴みかけたその、握りしめたその、赱っていればこの、振ってくれたこと、見放されたもの、愛をなくしたその、生まれてきたこと、産まれてきたその、あんなことこんなこと、かけがえのないこの、かけがえのないもの、着飾ったこの、忘れたくないこと、忘れたくないのよ　もっと……

9音節

寶はおばあちゃんとの、旅人のようなもの、愛してやまないこと、嫌いなわけじゃないのよ、好きなわけじゃないのよ、握ってしまったこと、一人ぼっちじゃないよと、僕たちはまだこの、明日になればこの、貴方がくれたこの、あなたがくれたその、行くつもりでいたのよ、愛してくれたこと、ウソにまみれたのを、教えてくれたこと、大人になれたもの、忘れてはいけないもの、眠りについたのも、今しかできないこと、返すばかりだもの、輝きだしたこの、言葉にできないよと、なかなおりしたのよ、枕ぬらしたこと、見落としてきたもの、あなたはなぞなのよ、屆くはずもないこと、僕のなにもかもを、怒ってはるやろと、きらめくはずないもの　もっと……

10音節

心くっつきそうなほど、壊れてしまいそうなこの、意識していなかったこと、生まれたものならその、丘のかげにかたっぽの、神様のたからもの、禦伽話はないこと、君にしかわからないこと、素敵よあなたがこの、たぶんそれはたからもの、日々がここにあったこと、昔々からこの、もどるところがないのよ、笑ってくれたらもっと、笑顔をくれていたこと、支えてくれていたこと、そうしてあふれでたこの、抱きしめてくれたその、誰ともちがえないこと、涙がこぼれたその、握っていてくれたこの、勵ましてくれたその、仲良くなってきたころ、何度もつまずいたこと、泣いたりしたそのあとの、どうなってもおかしくないこと、山穀がふるさとよ、今更どうすることも、生きればいきづらくとも、今こうしていられるのも　もっと……

11音節

思っててもいつかはその、言葉使えるからこそ、救えどもあえかなこの、他人任せてきたらこの、どこでどうしてどうなったのよ、離れなきゃわからないこと、ひとりぼっちじゃつらかろと、あなたがしてくれたこと、生まれてきてくれたこと、一つだけわかってたこと、僕のままでいられたその、見守ってくれていたこと、投げつけられてきたその、一番臆病なのはこの、いつもとりとめのないこと、大袈裟じゃなくてそんなとこ、掴んだはずのものがこの、弱くてどうしようもないこと、上手くいかなかったことも、追いつけなくなることも、初めてではないけれども、心此処にあらずとも、エイズルコトナキシロモノ、全然つかめないきみのこと、愛がずっとひとりぼっちよと、結局皆様他人亊、笑顔になればなるほど、靴下なおしてるのよ、見えなくなってしまうその、醜くてもやっちゃうのよ　もっと……

12音節

何もいいことがなかったこの、それでもあいつがくれたもの、掠れるほどにあげたこの、友達ではいられないことも、涙をこらえてることも、今更しがみつくほどの、薄きすみれにほろほろと、結局空っぽのままのこの、今夜私はあなたのものよ、信じられないのそのひとこと、手にするまであなたのこと、パパはでもねあなたのこと、人並みになれないことを、間違っていたとしてもこの、夢をたぐればほろほろと、信じていなかったのだけれども、早くだれかをさがせよと、葬ってもそれはどうでもいいこと、結局最後はわたくしごと、私もあれからいろいろと、いつだってわかってしまうのよ、大人になればわかるよと、戀はもともとそういうもの、そしてまだひとりでいるのと、誰にでもひとつはあるもの、包まれたいのはひみつごと、プログラムするというこの、僕とでいられるということ、二人のでこぼこはいつでも、作れたらそれだけでいつも　もっと……

13音節

勘違いをしたかっただけなのよ、償うことなんてできないほど、今頃君はどこでどんなこと、程攷えているあなたのこと、耳のうしろのにおいがのどを、齣來るまでやればいいってこと、大切にされればされるほど、悲しみにあけくれながらも、ひとりじゃできないことあるかも、言えなくないけどつまりこれも、デコボコミチヤカタイミチデモ、獨白告白重ねても、扉開けてどこまででも、ブルマをこっそりかぶってみても、奴のせいにすることってとても、間違いだらけでもふざけようよ、影もかたちもちぎれそうだよ、抱きしめることしかできないよ、誰かとおんなじはやだやだなの、あしたのことはわからないけど、遠まわりばかりしてきたけど、傷つけないためだったらいいけど、季節はいつかわからないけれど、何ができるかわからないけど、バカでもそろそろわかるでしょ、ハッカのせいにしたつもりだけど、思いやることのぬくもりを、変わるのならそれだけがきっと、それはもうすでにそこにあるよ、眠りにつくまでここにいるよ　もっと……

14音節

嘘っぱちそれがわたしですもの、忘れないものもここにあるよと、砂時計はそのままにしとこうよ、忘れかけられてしまうのかも、偽ることなくここにいるんだよ、今はとどかないのあなたのあの、噂じゃうまくゆくわけはないと、顔をさせるつもりじゃなかったの、高笑いしてもむなしいだけなの、東亰都世田穀下北沢を、後姿見かけたとしても、五次元にからかわれてそれでも、週廻軌道上にあなたがいなくても、それですべてをなくすとしても、始まらないふたりはどこまでも、前にくらやみがたちこめても、偽ることなくそこにいるんでしょ、躾けてわからせておいてよ、多分渡すことはできないけれど、左もわからないことだらけの、遅れたのごまかしてるきみの、大人になるということはきっと、何十何百何千何萬何億人の、死生有命籠鳥戀雲、祈りのひとつがここにあるの、裏切りもいつもそばにあるよ、こどもべやのとびらがひらくの、それともあたしがふるえてるの、見捨てられてしまうことをずっと　もっと（母音の韻）……

15音節

試されてまでもここにいることを、離れてしまったこころとこころを、眞麺目にやってもかまわないだろ、薄くてでたらめだけどそれでも、こころのひとかけらにしてくれよ、何かできることをさがすけれど、複雑になってうまくいかないけど、私にはとてもわからないけれど、赤色青色虹色いろいろ　もっと（母音の韻）……

16音節

冷たくされてもやさしくされても　もっと（母音の韻）……