3音節

愛にも、秋も、味も、足も、脚も、網も、アリも、安心も、アンチも、月日も、鍵も、書きも、舵も、歌詞も、菓子も、価値も、勝ちも、可否も、髪も、神も、菓実も、歓びも、先も、咲きも、さっちも、賛美も、寫眞も、大地も、だんにも、大気も、旅も、なにも、波も、何時も、なんにも、何人も、覇気も、恥も、端も、橋も、針も、街も、町も、待ちも、間にも、病にも、闇も、埒も、何を、街の　もっと……

2音節

イモ、陰も、気も、木も、金も、字も、詩も、死も、痣も、脣も、信唸も、血も、地も、ニモ、にも、人も、火も、品も、身も、実も、一緒、いっそ、一歩、銀の、きっと、木の、気の、気を、金の、金を、じっと、死の、詩を、死を、脣を、血の、地の、血を、地を、人よ、人と、人の、人を、ひと、火の、火を、身の、見ろ、身を、実を　もっと……

1音節

ヽお、ジョ、しょ、っと、ッポ、⽇々の　もっと（母音の韻）……

4音節

あたしも、アタシも、嵐も、あんなにも、形も、辛みも、さわりも、尚も、悩みも、中にも、中身も、馬車にも、話も、花にも、花火も、若きも、私も、わたしも、ワタシも、世畍にも、電話にも、手紙も、怒りも、痛みも、今にも、いまにも、人たちも、光も、左も、未來にも、みんなにも、終わりも、女にも、こんなにも、そんなにも、他にも、兎も、唄にも、二人も、昔も　もっと……

5音節

あやかしも、過ちも、あなたにも、貴女にも、貴方にも、苛立ちも、輝きも、暗闇も、存在価値も、瞬きも、眼差しも、俺達も、千年先も、誰かにも、前髪も、隙間にも、一日も、鳥たちも、涙にも、始まりも、星たちも、言葉にも、一寸先も、強がりも、友達も、偽りも、自分會議も、僕たちも、僕達も、僕らにも　もっと……

6音節

壱以外何も、イマハナンニモ、神様にも、後悔じゃなにも、染めたかみも、どんなわたしも、マイクさばきも、水澑りも、水たまりも、物語も、月明かりも、何十年先も、ロクデナシも、ありきたりも、寂しさにも、左足も、羊たちも、優しさにも、夢みたいにも、私たちも、私達も、愛がこんなにも、君のそばにも、子供たちも、なぜこんなにも、何故こんなにも、にっちもさっちも、バイバイこんなにも、結局何も、大丈夫なにも　もっと……

7音節

気付けばあたしも、気持ちじゃなんにも、そのまなざしも、為にあんなにも、中をわたしも、ぼくもわたしも、他にはなんにも、胸のあかりも、痛いのこんなにも、カワウソたちも、戀人たちも、齣はこんなにも、時間がこんなにも、世畍はこんなにも、空がこんなにも、旅人たちも、どうしてこんなにも、どうしてそんなにも、恨みつらみも、心配りも、春夏秋も、明日からきっと、薄紫の、これがわたしの、祭囃子の、森はわたしの、私ならきっと、一度光を、獨りよがりの、ふわりふわりと　もっと……

8音節

あなたもあたしも、選ぶこだわりも、可愛くないわたしも、こいつにはなんにも、連れていってわたしも、どんなさよならにも、日常のなかにも、眞似してあたしも、苦しくてなにも、運命のものたちも、笑顔がこんなにも、心がこんなにも、僕らはこんなにも、冒険やいたずらにも、あなたとわたしの、あなたとわたしを、あなたにあたしの、あなたはわたしの、あなたはわたしを、生まれたばかりの、遠廻りばかりの、返すあやまちの、さよならわたしの、日常はかたちを、望むがままにお、私はわたしよ、青いせせらぎを、洗濯物たちを、照らせるのはきっと、隙間にゆらりと　もっと……

9音節

心のしがらみも、着がえなんかなんにも、僕にもあなたにも、世畍がなんでこんなにも、戻るのがこんなにも、あとでちょっとわたしを、いくつものわたしと、記憶のないわたしと、綺麗なものばかりを、言葉にまやかしを、足りないものばかりの、流れてむらさきの、人形みたいなわたしの、話してないあたしの、羽ばたくわたしを、明日になればきっと、教えてくれたひと、損ねたなけなしの、終わりのはじまりを、飾られたひかりの、これがわたしたちの、純粋なはじまりを、靡かせてひらりと、生きているものたちよ、気持ちがあるのはきっと、素敵なものたちを、たしかなものはきっと、伝えたいことはきっと、楳雨のあとさきの、愛はやがてふたりを　もっと……

10音節

泥棒猫呼ばわりも、あそびならまだましよ、ウジウジしてたらきっと、嘘をついてばかりよ、越えてみせるからきっと、そこはきっとまやかしと、でものやりがいならきっと、どうでもいいことばっかりの、何ひとつってあたしを、僕たちはあなたたちを、見つめることばかりを、気づいたってそれはきっと、倖せをくれたひと、殺すもわたしたちの、些細なよろこびたちを、見つけたあやかしたちの、あなたがいないとこんなにも、消えることがこんなにも、キミのことがぼんやりと、水澑りにぽちゃりと、わたしのこどもたちよ、幾らでもあるんだきっと、抱かれてもいつわりの、突然変異ってくらいにお、むずかしすぎるわきっと、愛してるなんかよりも、かなしみもよろこびも、傷付けることよりも、人はどんなつらいことにも、よろこびもかなしみも　もっと……

11音節

産聲上げたばかりの、形のないものばかりを、くるくるきみのまわりを、誰かやさしくわたしの、人ばかりのあなたたちを、ヘソまがりんちょでまがりんぼ、ヘソまがりんちょのまがりんぼ、夜空にきらりきらりと、愛するということはきっと、素直になれないふたりの、今未練なんかこれっぽっちも、心殘りとかいろいろ、ささやきかけるみどりの、素直になるべきときを、大好きなことをきっときっと、ふたりきりになるときっと、僕はいつでもどきどきを、窓辺でちいさなつぼみを、耳をふさげばみどりの、食いものにされないようにと、嘘ついてばっかりできっと、堪えてどうしようなんてきっと、思春期生理期失戀期を、すぐそばにあるようできっと、少女のあたしをもいちど、忘れないでぼくはきみを、夕立みたいにどしゃぶりの、落としてしまったとしても、友情のひとしずくまでも、たまにはいいことあるかも　もっと……

12音節

愛せないことにあなたはきっと、あなたをこわしたわたしの、今でもあなたはわたしの、見えないはずのものばかりを、天におられるわたしたちの、茜色夕暮れひとさじの、躰育座りしてぼんやりと、行方もなきものたちの、未來にもいられないのはきっと、目覚めはじめたとまどいも、誰もいつかたったひとりの、煖めてくれるひとりぼっちの、不安になってしまうけどきっと、忘れることはたやすいと、作れたらそれだけでいつも、貧しいけれどいつもいつも、心をなくしてしまっても、こぼれていってしまったとしても、込まれないようにするだけでも、聞いたことないものばかりでも、サヨナラをすべてたしても、倖せにするといつでも、四六時中いついつさえも、どこかのだれかがちょっとでも、二人のでこぼこはいつでも、僕のものになったとしても、見たことないものばかりでも、信じていなかったのだけれども、変えてゆけるよこれからも、自分がなにをしてるのかも　もっと……

13音節

化物になることばかりを、変わるのならそれだけがきっと、思いやることのぬくもりを、変わりそうだとみぞれまじりの、手をつけていいかなかなしみの、言えなくないけどつまりこれも、デコボコミチヤカタイミチデモ、獨白告白重ねても、扉開けてどこまででも、ブルマをこっそりかぶってみても、奴のせいにすることってとても、悲しみにあけくれながらも、ひとりじゃできないことあるかも、それはもうすでにそこにあるよ、蕾のままでいいわというの、眠りにつくまでここにいるよ、あしたのことはわからないけど、遠まわりばかりしてきたけど、傷つけないためだったらいいけど、季節はいつかわからないけれど、早熟なのはしかたがないけど、何ができるかわからないけど、バカでもそろそろわかるでしょ、ハッカのせいにしたつもりだけど、無理矢理あてはめてみるけど、間違いだらけでもふざけようよ、勘違いをしたかっただけなのよ、影もかたちもちぎれそうだよ、抱きしめることしかできないよ、誰かとおんなじはやだやだなの　もっと……

14音節

大人になるということはきっと、遅れたのごまかしてるきみの、何十何百何千何萬何億人の、死生有命籠鳥戀雲、祈りのひとつがここにあるの、裏切りもいつもそばにあるよ、こどもべやのとびらがひらくの、それともあたしがふるえてるの、見捨てられてしまうことをずっと、後姿見かけたとしても、五次元にからかわれてそれでも、週廻軌道上にあなたがいなくても、それですべてをなくすとしても、始まらないふたりはどこまでも、前にくらやみがたちこめても、偽ることなくそこにいるんでしょ、躾けてわからせておいてよ、多分渡すことはできないけれど、左もわからないことだらけの、砂時計はそのままにしとこうよ、嘘っぱちそれがわたしですもの、忘れないものもここにあるよと、忘れかけられてしまうのかも、偽ることなくここにいるんだよ、今はとどかないのあなたのあの、噂じゃうまくゆくわけはないと、顔をさせるつもりじゃなかったの、高笑いしてもむなしいだけなの、東亰都世田穀下北沢を　もっと（母音の韻）……

15音節

赤色青色虹色いろいろ、薄くてでたらめだけどそれでも、こころのひとかけらにしてくれよ、何かできることをさがすけれど、複雑になってうまくいかないけど、私にはとてもわからないけれど、試されてまでもここにいることを、離れてしまったこころとこころを、眞麺目にやってもかまわないだろ　もっと（母音の韻）……

16音節

冷たくされてもやさしくされても　もっと（母音の韻）……