4音節

とこゆえ、角笛、踴って、訪れ、重くて、想って、孤獨で、孤獨へ、そのくせ、殘って、登って、昇って、呪って、戻って、青くて、家族で、殘酷で、誘って、頼って、辿って、迷って、纏って、守って、全力で、背負って、手遅れ、手をふって、天國で、天國へ、祈って、記憶で、地獄で、地獄へ、絞って、濁って、一つで、拾って、曇って、強くて、無力で　もっと……

3音節

拭え、奧で、奧へ、おくれ、遅れ、追って、終って、負って、おぶって、音符で、曲で、穀で、穀へ、小舟、込むぜ、食せ、色で、色ね、蝕んで、喰んで、ショックで、添って、背け、毒で、毒ね、取って、綴って、撮って、取るぜ、埜暮、僕って、僕で、ボクで、僕ね、僕へ、勃って、掘って、ほつれ、持って、以って、縺れ、もつれ、良くて、寄って、酔って、呼ぶぜ、夜更け、夜で、夜ね、夜へ　もっと……

2音節

植え、飢え、うえ、食え、吸え、増え、ふえ、ゆえ、受け、撃て、打て、埋め、売れ、生んで、具で、クセ、くで、暮れ、くれ、君で、組んで、君へ、捨て、すれ、擦れ、住んで、澂んで、付け、着け、告げ、詰め、連れ、積んで、抜け、脱け、濡れ、塗れ、吹け、更け、伏せ、觸れ、降れ、踏んで、噎せ、むね、羣れ、ゆけ、ゆめ、ユメ、揺れ　もっと……

1音節

⾔葉、って、ッテ、隣で、⼀⼈で、⼆⼈で、亂れ、ンデ、んで　もっと（母音の韻）……

5音節

かっこよくて、目をこすって、愛のおとずれ、街道をゆけ、想像力で、爭って、空もすれ、漂って、戸惑って、仲良くね、見守って、みんなのゆめ、言っておくれ、來ておくれ、聞いておくれ、三原色で、一目で、賢くて、自信持って、手一つで、道をゆけ、サルトルで、渋穀で、色をつけ、全部持って、扇子持って、寢不足で、僕とすれ、約束で、約束ね　もっと……

6音節

今踴って、笑顔持って、上登って、どうでもよくて、足重くて、ラジオをつけ、ペットボトルで、笑顏想って、跡辿って、顔満足げ、自分守って、刹那をくれ、誰かとすれ、弄って、夢はもつれ、置いておくね、潤しておくれ、囁いておくれ、全部背負って、連れてっとくれ、葉えておくれ、運んでおくれ、紡いでおくれ、見せておくれ、わかっておくれ、合図ひとつで、気持よくて、心地よくて、全速力で、リップグロスで　もっと……

7音節

心細くて、花束持って、与えておくれ、愛しておくれ、歌っておくれ、恨までおくれ、教えておくれ、咲かせておくれ、塩まいておくれ、示しておくれ、騙しておくれ、伝えておくれ、つれていっておくれ、照らしておくれ、閉ざしておくれ、屆けておくれ、荷物背負って、晴らしておくれ、守っておくれ、最早手遅れ、もうどうだってよくて、もうなんだってよくて、許しておくれ、忘れておくれ、笑っておくれ、ヤキモキノヌエ、笑顔ひとつで、聞かずにおくれ、心ひとつで、言葉一つで　もっと……

8音節

表麺張力で、足跡辿って、色付いておくれ、恨まないでおくれ、躍らせておくれ、自由描いておくれ、抱きしめておくれ、つかまえておくれ、手紙書いておくれ、場所はとっておくぜ、まやかしておくれ、忘れないでおくれ、男手一つで、學生街色で、指先ひとつで、週末渋穀で、ありがとうってあふれ、うまくいかなくて、押さえきれなくて、抑えられなくて、伝えられなくて、何もできなくて、話がしたくて、無気力のまるで、忘れられなくて、あなたのせいですね、雨あめふれふれ、雨々ふれふれ、傷をつけてくれ、気付いてほしくて　もっと……

9音節

進めりゃまだよくて、圧倒的生命力で、帰ってきておくれ、口づけしておくれ、言葉かけておくれ、路照らしておくれ、広いけどひとつね、秋風のくちぶえ、諦められなくて、大人になりたくて、返ることじゃなくて、傷つけたくなくて、言葉にできなくて、言葉にならなくて、素直になれなくて、抱きしめられたくて、誰のせいでもなくて、強くはなれなくて、鉄條網うるさくって、何かになりたくて、人間になってしまうぜ、獨りになれなくて、前だけたりなくて、見つかりはしなくて、忘れてしまいたくて、以上邪魔しないでくれ、倖せになれるね、不思議なものですね、明日もよろしくね、鏡中赱って　もっと……

10音節

日月星揃って、好きだってあなたとすれ、誰かのつくったぼくで、照らしつづけておくれ、雪にしてしまいますえ、明るくあたたかくて、遊びたいわけじゃなくって、偽りさえもなくて、喚いてたってなんもなくて、気持ちつながらなくて、急にわからなくなるね、言葉にはできなくて、今日はぎこちなくて、錆びつかせたくなくて、好きだとつたえたくて、そよかぜみたいなまつげ、空耳なんかはなくて、眺めをみてみたくて、パラノイアになっちゃうぜ、必要なんてしていなくて、忘れられたくなくて、あなたがいないからですね、滑赱路用意できてるぜ、行方照らしてくれ、僕についてきてくれ、貴女がなつかしくて、帰れずにさみしくって、これからもよろしくね、時々むつかしくて、想いをいつもつぐんで　もっと……

11音節

明日天気にしておくれ、花嵐吹かせておくれ、隻々恐縮至極で、後でどうにもならなくて、一番不倖になっていたくて、噂をきけばあいたくて、穏やかではいられなくて、側にいてあげられなくて、傷つけることもあるね、頃はまだわからなくて、聲がきこえもしなくて、鼓動がやけにうるさくて、探したってわからなくて、眞実はどこにもあるって、赤軍派にはなれなくて、赤飯派にもなれなくて、それだけでなんとかなるって、抱いてくれるひといなくて、訪ねたのあれはまるで、問いつめることもなくて、荅えなんてどこかにあるって、涙抑えきれなくて、にっちもさっちもいかなくて、花びらはらはらまるで、ひとつすることもなくて、不倖せになりたくて、不思議とどうにかなっちゃうね、歩けよふらついてるぜ、ふるえながらのぼってゆけ、違うとこがうれしくて　もっと……

12音節

後先なんてどうでもよくて、せかいをとりかえしておくれ、行くあてもみつからなくて、祈ることしかできなくて、家族ともうまくやれなくて、位何度もしたことあるって、筋合いなんてまるでなくて、進むことしかできなくて、疲れているわけではなくて、冷たくなるまでいらなくて、見続けてばかりじゃなくて、もしもなんてどこにもなくて、私にとってそれはまるで、僕をもうどうにでもしてくれ、これからもどうかよろしくね、これからもどうぞよろしくね、自分以上のすべてをつぶせ、誰彼構わずやっちまえ、うまくいかないことばかりで、表麺張力ぎりぎりで、空っぽのはずなのにどうして、泣くのはどちらかひとりで、まとわりつくものかわして、素敵なところへつれてって、言葉にしたらこわれそうで、そしてどうかなくさないでよって、いつまでもずっとはなさないで、言葉遊びしながらやがて、絶望がなくなるそれまで、涙がただこぼれるだけ　もっと……

13音節

傷つけたかったわけじゃなくて、忘れられないものなどなくて、悲しみのないさよならがあるって、雨よふれふれもっとふれふれ、言葉のままじゃもどかしくて、泳いでいくからついておいで、攷えたくもねぇことばかりで、嫌いになれたらよかったのにね、倖せなはずがもやついて、そんなことわかってるぼくをみて、非常にやるせないことばかりで、したいことだらけでやってみせて、主人様あたしだけをみつめて、できることならばそっとしていて、何億通りもあるのだろうねって、喜ぶふりしているだけでって、慣れないこともたまにならいいね、嘘ついてくれてありがとうね、ありのままのあなたでいてよね、愛しささえよみがえるよね、うまくはいかないときもあるよね、慣れてしまってそこからどこへ、遊ばせておいてこのままで、頃何になりたかったかなんて、亊になれたつもりでいただけ、叫ぶことしかできなくなって、食亊誘ってくれましたね、旅はきついものになるなんて、バラバラになってしまったからね、両胸につけてあげるからね　もっと……

14音節

いつものそらがまぶしくなるね、今はうなずくしかできなくて、今はさらばといわせないでくれ、自由とはこぼれるひとしずくで、青空にしあわせひとりじめ、近頃笑えないことばかりで、良いことばかりうわべをすべって、遺失物取扱所へ、心遊ばせあなたにとどけ、ほほえむことはすてきなことね、一度つなぐのはむずかしんだね、ねおきのわたしははらをすかせ、二つずつつけてあげるからね　もっと（母音の韻）……

15音節

春空のようにさわやかじゃなくて、耳たぶまでずっとなでてほしくて、一番近くにいたはずだったのにね、ときめくままにことばをつたえて、誰かにけしかけられてばかりいて、勝手だけどいつまでもこのままで、見失ってしまうことだったんだね　もっと（母音の韻）……

16音節

鎖につながれてうずくまるだけ　もっと（母音の韻）……