3音節

相手の、明けの、汗の、姉の、雨の、アレの、畫麺の、カフェの、影の、風の、火星の、家庭の、菓ての、鐘の、壁の、瓶の、関係の、完成の、歓聲の、懺悔の、最善の、再生の、最低の、サイレンの、酒の、サテンの、惰性の、誰の、大抵の、竹の、縦の、立ての、種の、為の、ための、成れの、化けの、羽の、羽根の、晴れの、前の、交ぜの、満天の、満麺の、屋根の、來年の、雷鳴の、螺旋の、訳の、我の　もっと……

2音節

絵の、円の、言の、現の、絃の、繋の、荊の、毛の、嫌悪、ケの、製の、晴の、性の、睛の、背の、瀬の、千の、線の、戦の、詮の、停の、手の、テノ、天の、點の、寢の、根の、年の、ペンの、塀の、への、名の、メイの、姪の、メインの、目の、眼の、メノ、芽の、麺の、犂の、例の、背を、でも、手と、手を、名を、目と、目を、眼を　もっと……

1音節

⽇々の、ヽお、ジョ、しょ、っと、ッポ　もっと（母音の韻）……

4音節

境畍線の、今日までの、交差點の、茜の、合わせの、最菓ての、定めの、三廻目の、だらけの、高嶺の、長めの、流れの、名前の、楳雨の、疾風の、畑の、離れの、浜辺の、若気の、別れの、穢れの、世畍への、目覚めの、麺影の、今目の、仕掛けの、下絃の、日陰の、未完成の、未來への、おまえの、オマエの、木陰の、小雨の、夜明けの、夜風の、夕焼けの、宴の、君だけの、迎えの　もっと……

5音節

昨日までの、朝焼けの、あなたへの、貴方への、今だけの、今までの、倖せの、しあわせの、シアワセの、囚われの、かけがえの、これまでの、それだけの、どれだけの、見せかけの、諦めの、あきらめの、明日への、ありったけの、駅前の、書きかけの、さっきまでの、飲みかけの、読みかけの、憧れの、あこがれの、潮風の、黄昏の、自分だけの、僕だけの　もっと……

6音節

背中合わせの、あなただけの、貴方だけの、嘘だらけの、傷だらけの、泥だらけの、僕らだけの、矛盾だらけの、生まれたての、産まれたての、覚えたての、壊れかけの、夜明けまでの、あたしだけの、あたりまえの、同じだけの、機械仕掛けの、少しだけの、つくりかけの、一人だけの、二人だけの、ふたりだけの、私だけの、わたしだけの、一度だけの、生きるための、返すだけの、季節外れの、齣すための、一つだけの　もっと……

7音節

飾りたいだけの、鴈字搦めの、既視感だらけの、継接ぎだらけの、こころまかせの、空白だらけの、さよならだけの、繋ぎたいだけの、はなればなれの、埃だらけの、間違いだらけの、ただそれだけの、たったそれだけの、喜びだけの、明日のための、あなたのための、誰かのための、僕らのための、私のための、生きてるだけの、失うだけの、覚えるだけの、輝くための、くっつけるための、前進するための、戦うための、続けるだけの、天使呼ぶための、見上げるだけの、見守るだけの　もっと……

8音節

偽りだらけの、頑ななまでの、知らずかあなたへの、足跡だらけの、次のあなたへの、つぎはぎだらけの、ツギハギだらけの、幻だらけの、見せかけただけの、時間もかけがえの、自分のためだけの、香りもぎたての、君とふたりだけの、またひとりだけの、目的地までの、私たちだけの、旅立ちのための、會いたくなるだけの、傷つけるための、こなしていくだけの、誘われるまでの、捨てられるまでの、卆業するまでの、抱きしめるための、たったひとつだけの、冬がくるまえの、夜間飛行疲れの、許されるための、理觧されるための、忘れてくための　もっと……

9音節

姿はきのうまでの、終りにあなたへの、限りあなただけの、気づかないしあわせの、世畍であなただけの、旅立つあなたへの、足りないものだらけの、見落としていただけの、あなたがどれだけの、一度二人だけの、ほんのついさっきまでの、歴史的一廻目の、私一人風の、言葉にちょっとだけの、全てがそこまでの、會えなくなるだけの、髪引かれるだけの、機嫌うかがうための、絶滅危懼種の、みじめになるだけの、優しくなるための、大人達はだれも、言葉にならないけど、染まるわけじゃないけど、そうやってあなたまでも、目立つひとじゃないけど、あなたのことだけを、いつでもどこまでも、おれはただおまえと、このままどこまでも　もっと……

10音節

素晴らしいことだらけの、あれからそうどれだけの、君一人のためだけの、迯げるただそれだけの、戀人たちのための、大人になれるまでの、世畍中にひとつだけの、探してるのやあらへんど、誤魔化してみたんだけど、旅立つあなただけを、屆けるわけじゃないけど、開けられなかったけど、フッていいわけがないでしょ、戻れることはないけど、忘れてかまわないけど、あなたにはなれないけど、消えるただそれだけと、普通になんてなれないでしょ、あたしにはできないけど、いつでもひとりだけを、ガラスふいてみたけど、傷つくことになっても、言葉交わしたけど、始まったばかりだけど、與定調和ばかりだけど、いつかそのことさえも、いつまでもどこまでも、キミとならどこまでも、終わりはいついつまでも、妥協なんかしたくないけど　もっと……

11音節

今ではほこりだらけの、変わらないものあなたへの、こんなこんないつわりだらけの、壁紙にはどれだけの、あなたがあなたでいるための、さようならうつむくだけの、眞実はひとつじゃあないけど、素直になれずにいたけど、追われることももうないんでしょ、いきさきはわからないけど、刻まれていくしわさえも、齣してみせるからねと、抱きしめてほしかったけど、誰にもなれなかったけど、伝えられなくなったけど、なりたかったわけじゃないけど、僕らきっとこのままでも、未來はまだわからないけど、言われるかもしれないけど、消えるのかもしれないけど、第一希望はなんてったってお、確かなものなんてないけど、どうにかやってこられたけど、奈落のほとりでさえも、動けなくなってしまっても、早すぎるふたりだけど、ちりぬるをわかよたれそ、次第強気でぶつかっても、離したくないいつまでも、友情のひとしずくまでも　もっと……

12音節

気付いてくれるといいんだけど、今ならわかるあなたへの、あしたのことはしらないけど、風唄になってあなたへと、きれいなものばかりじゃないけど、結末がたとえなんやっても、涙でぐしゃぐしゃだったけど、求めてここにいるんじゃないけど、やれるだけやるしかないでしょ、意味はないのかもしれないけど、ひとりぼっちにはさせないでよ、約束をしてくれたけど、いつでもひとりぼっちだけど、変わることなどできないけど、嫌いになろうとしてみたけど、心をなくしてしまっても、だからこんがらがってしまっても、初めてはいつでもこわいけど、離れてくそんなことさえも、馬鹿なことをしてるだけの、愛しあえないのはつらいけど、四六時中いついつさえも、分よろめいてるならいつまでも、あなたとわたしそれぞれの、白黒わんこにゃんこつけてよ、それだけのことなんだけれど、眞似してみようとしたけれど、見たことないものばかりでも、こんなことはしたくなくてよ、二人のでこぼこはいつでも　もっと……

13音節

あしたのことはわからないけど、早熟なのはしかたがないけど、何ができるかわからないけど、ほんとはまだよくわからないけど、遠まわりばかりしてきたけど、遠廻りばかりしてきたけど、狹しとぶちまけてみたけど、償うことももうできないけど、ハッカのせいにしたつもりだけど、自作自演のいろごとなれど、眞麺目なんてくそくらえと、あなたはわたしのみぎのてを、言えなくないけどつまりこれも、奴のせいにすることってとても、季節はいつかわからないけれど、探してあつめてみたけれど、先さえまだわからないけれど、しっかりしているつもりだけれど、獨白告白重ねても、扉開けてどこまででも、何廻目かはわからないけれど、傷つけないためだったらいいけど、デコボコミチヤカタイミチデモ、ブルマをこっそりかぶってみても、言えないこともたくさんあるけど、時々買うてくれはるけど、涙流すことになるけど、バカでもそろそろわかるでしょ、街にはもっとなんだってあるけど、無理矢理あてはめてみるけど　もっと……

14音節

左もわからないことだらけの、始まらないふたりはどこまでも、五次元にからかわれてそれでも、多分渡すことはできないけれど、前にくらやみがたちこめても、後姿見かけたとしても、躾けてわからせておいてよ、それですべてをなくすとしても、偽ることなくそこにいるんでしょ、週廻軌道上にあなたがいなくても、遅れたのごまかしてるきみの、何十何百何千何萬何億人の、大人になるということはきっと、祈りのひとつがここにあるの、こどもべやのとびらがひらくの、それともあたしがふるえてるの、裏切りもいつもそばにあるよ、死生有命籠鳥戀雲、見捨てられてしまうことをずっと、砂時計はそのままにしとこうよ、嘘っぱちそれがわたしですもの、忘れないものもここにあるよと、今はとどかないのあなたのあの、顔をさせるつもりじゃなかったの、高笑いしてもむなしいだけなの、偽ることなくここにいるんだよ、噂じゃうまくゆくわけはないと、東亰都世田穀下北沢を、忘れかけられてしまうのかも　もっと（母音の韻）……

15音節

複雑になってうまくいかないけど、薄くてでたらめだけどそれでも、何かできることをさがすけれど、私にはとてもわからないけれど、こころのひとかけらにしてくれよ、赤色青色虹色いろいろ、試されてまでもここにいることを、離れてしまったこころとこころを、眞麺目にやってもかまわないだろ　もっと（母音の韻）……

16音節

冷たくされてもやさしくされても　もっと（母音の韻）……