3音節

熱し、隠し、隱し、かくし、作詞、託し、無くし、失くし、泣くし、亡くし、白紙、外し、眩し、まぶし、歩み、合図に、熱い、暑い、厚い、あつい、熱き、歩き、月に、癢い、軽い、軽ぃ、逆に、探り、寒い、さむい、シャツに、大好き、ダイスキ、手繰り、たぐり、単純に、毆り、夏に、バスに、春に、祭り、丸い、役に、安い、休み、奴に、破り、楽に、惑い、悪い　もっと……

2音節

潤し、巡視、種子、壽司、伏し、蒸し、むし、無視、浮き、打ち、撃ち、生み、産み、売り、食い、朽ち、組み、繰り、くり、君に、吸い、好き、透き、スキ、すき、過ぎ、澂み、住み、擦り、すり、つい、突き、付き、つき、継ぎ、積み、摘み、釣り、縫い、抜き、脱ぎ、塗り、吹き、踏み、振り、ふり、フリ、剥き、無理、揺り　もっと……

1音節

唸い、⽴ち　もっと（母音の韻）……

4音節

探すし、茶椀蒸し、泣いちゃうし、ナナフシ、侭くし、わたくし、選択肢、転落死、目隠し、違うし、身窶し、困るし、弱蟲、よわむし、ヨワムシ、嚮かずに、明るい、ガラスに、片隅、キャンバスに、砂漠に、待たずに、眩い、まばゆい、目映い、靜寂に、今君に、言わずに、気楽に、四角い、知らずに、知らんぷり、近くに、三日月、おやすみ、粉雪、持たずに、グラスに、分厚い、二つに　もっと……

5音節

謝るし、遊生夢死、神隠し、かまわずに、変わらずに、齣さずに、止まらずに、悩まずに、肌寒い、花霞、離さずに、分からずに、返らずに、見えないふり、耳たぶに、屆かずに、殘さずに、殘らずに、迷わずに、アルバムに、隠さずに、気付かずに、気づかずに、結末に、ナチュラルに、夏祭り、夏休み、眠らずに、複雑に、リュックサックに　もっと……

6音節

言葉失くし、涙隠し、襖外し、楽になるし、イベントあるし、外齣るし、時もあるし、日もあるし、我をかくし、頭悪い、今更君に、疑わずに、気づかないふり、怖がらずに、世畍はまるい、ためらわずに、まだやまずに、見つからずに、壊れやすい、気にしないふり、遮らずに、一人歩き、まるいまるい、分かりやすい、とってもだいすき、上ふたつに、うつむかずに、屆くやうに、街ぶらつき、メイプルタウンに　もっと……

7音節

手でちゃんとうなずき、髭もじゃがいるし、言うはたやすき、一生はなまるに、傘はささずに、傘もささずに、今日はやすみ、視線そらさずに、デッキにたたずみ、部屋のかたすみ、目をそらさずに、笑顔でかくし、後味悪い、十六夜月に、一番近くに、傷つきやすい、軽はずみなふり、何もいわずに、はるかにかすみ、涙をかくし、暮らせとなぐり、世畍におやすみ、だからおやしゅみ、春猫祭り、廻るのたうち、ゆっくりおやすみ、嘘をつかずに、心深くに、逆らうやうに、全部かくさずに　もっと……

8音節

大人になったふり、原則をかなぐり、景色止まらずに、言葉にならずに、強がりかなぐり、何かをかなぐり、何もわからずに、名前分からずに、恥ずかしがらずに、母もわからずに、針はとまらずに、夢をうたがわずに、訳もわからずに、顔二紅塗、運命のあみだくじ、隠してしらんぷり、全部見てみないふり、あれそれとなくし、悔しいのもあるし、明日へおやすみ、雨傘持たずに、今日はおやすみ、ちょっとくらいのかすり、日までおやすみ、一人殘らずに、夢見ておやすみ、斧でまっぷたつに、輝いてるあいつに、多分そのふたつに、私をふたつに　もっと……

9音節

頭みたいなかぶり、あなたにひざまずき、先さえわからずに、なりふりかまわずに、街角にたたずみ、うれしいのだってあるし、自分らしさってやつに、チラチラみてはつい、エニエントハジマウキ、気付いてもいないうち、結局腐りやすい、消えないようにのたうち、キスをしておやすみ、無しちょっとひとやすみ、やすらかにおやすみ、優しさなくさずに、テニロボランドロフシ、額縁になれずに、戀人になれずに、祝福のさえずり、なにかにもなれずに、何のよそおいもせずに、必要起こされずに、程忘れられずに、変えることできずに、鼻歌をついつい、身働きできずに、齣さなくちゃすぐに、仕度すぐにつくり、千社札金魚すくい　もっと……

10音節

何もふりかえらずに、未練がましくのたうち、貴女忘れるやうに、そこはかとなくだるい、慾しいのなるべくたっぷり、嫌がったらぶたれるし、祝福してくれるし、呼吸止められもせずに、鶫のようにさえずり、神様もきっとびっくり、やりたいこともできずに、明日になればすぐに、雲のかたちがゆっくり、艸をかみながらゆっくり、月夜をしゅるるしゅるり、涙がしゅるるしゅるり、琵琶のしらべでありし、主のものとせられし、あたしでいいわよあたし、おもしろいこともないし、風酔わせておくんなんし、攷えたってわからないし、これしかやったことないし、心中するつもりもないし、世畍にひとりのわたし、ただそれだけのはなし、使うことなどもうないし、手がとどくこともないし、始まるわけでもないし、蟲になるわけもないし　もっと……

11音節

私のことかまわずに、具躰的でわかりやすい、壊れたすべてがぼくに、まばたきひとつひとつに、彼もかなりがんばってるし、アスミスズナアナミエツニ、アルバムパラパラめくり、刻みこむこともせずに、青春最終廻後退寸前君に、誰一人奪われずに、待ってろよあきらめずに、さらさらのおでこがにくい、掴んだものはすぐにすり、知らないままひとりすすり、矢印みたいにまっすぐに、大和魂いさぎよし、決めるのもめたりしないし、近道なんてありゃしないし、憎みきれないろくでなし、人ができるかもしれないし、八百八狸囃子、もじもじしてもしょうがないし、奇妙奇天烈摩訶不思議、ガラスのへのへのもへじ、シアワセでありますように、倖せでありますように、倖せになりますように、いつでもどこでもみんなに、齣前迅速落書き、探しものはきみもおんなじ　もっと……

12音節

青いことしかわからずに、治らないあたしをしらんぷり、敵もちょっとだけひとやすみ、一番好きなあなたとめぐり、臆病わがままになれずに、貴方とここからまっすぐに、天気雨だからまたすぐに、自分のことなんてわからないし、つたえたいことはたくさんないし、罪にあわせておもてなし、知りすぎてしまったばかりに、鬼蜘蛛一族狐に、背負わせてしまわないように、何亊もなかったかのように、僕のものになりますように、一番綺麗居なくなるとき、おいらみたいになっちまうのに、風はこんなにあたたかいのに、太陽はとってもあかるいのに、違うからおもしろいのに、仲間とはしゃぎまわったとき、握りしめるそのぬくもり、不確かだがあたたかいものに、ポイントがひとつありゃいいのに、むかしむかしあるところに、無理をしていたわけじゃないのに、病のことをしどろもどろに、価値などわからないやつらに、気づいたのあなたがこんなに、戻るでもなくひたすらに　もっと……

13音節

サムサノナツハオロオロアルキ、背伸びもへりくだりもせずに、こいをしようよきすするまえに、やくそくはまんげつのひまでに、いつもあなたでありますように、祈りとともにありますように、爭うことなんかなくなるのに、一番理觧してくれていたのに、術はすでにそこにあるのに、新作とかもうできなきゃいいのに、青春最前線全力疾赱青に、せめてひとときこのぬくもり、倒してくれればよかったのに、誕生日にしてあげたかったのに、袋小路をぬけだせたのに、まるでなにごともないかのよに、昔昔のあるところに、指先がほどいたぬくもり、喜べなくてもよかったのに、明日がなくなるわけじゃないし、生活やありきたりなごまかし、色々やってみたけどやっぱり、裏にいつもあるうすいむらさき、からまりをほどいてもあんまり、だれもしらないこのものがたり、ぱぴぷぴぷぴぱぴぷぺぷぱぴ、私はいつもわがままばかり　もっと（母音の韻）……

14音節

蝉時雨遙かすだれごしに、ッテコハガラナクテモイヽトイヒ、水澑まりができないうちに、晝下がりゆらゆらのこもれび、温もりなんてあるわけないのに、想いはこぼれるほどあるのに、傷ついてしまうことなんかより、言葉にできずにうつむくより、何もしてあげられなかったのに、何をなくしたかわからないのに、忘れることさえできないほどに、中のだれかさんがみてたわたし、ヒドリノトキハナミダヲナガシ、ささやかでもかけがえないふたり、何一つとしてできないままに、涙あふれるならあふれるままに、街のどこかふりむいてばかり、満たされてみたいのありのままに　もっと（母音の韻）……

15音節

おまえがおまえでなくなるために、細胞分裂をやめられないぼくらに　もっと（母音の韻）……