4音節

温み、荒波、高波、反社並み、山並、手鏡、羨み、暗闇、くらやみ、姿見、過ち、頭に、あなたに、貴方に、アナタに、貴女に、輝き、重なり、彼方に、躰に、絡まり、囁き、狹間に、瞬き、眼差し、幼き、齣たち、遠廻り、気高き、背中に、鮮やかに、未だに、力に、ひまわり、味方に、姿に、繋がり、翼に、再び、ふたたび　もっと……

3音節

暗やみ、甘味、垣間見、かがみ、絡み、搦み、辛み、からみ、甘噛み、しゃがみ、畳み、たたみ、悩み、中身、挾み、ハサミ、花見、孕み、マイアミ、またみ、家並み、上がり、赤に、朝に、あたし、當たり、あんなに、側に、肩に、語り、変わり、簡単に、探し、騒ぎ、互いに、叩き、たまに、泣いたり、流し、中に、話し、花に、花火、混ざり、廻り、やっぱり、分かち、分かり、わたし、渡り　もっと……

2音節

編み、亜美、噛み、菓実、かみ、カミ、咬み、甘み、はみ、食み、病み、やみ、會いに、愛に、逢いに、空き、有り、在り、掻き、書き、かき、勝ち、感じ、咲き、裂き、差し、錆び、去り、大地、抱き、立ち、斷ち、内に、泣き、無き、鳴き、成し、なに、鳴り、成り、吐き、張り、巻き、撒き、待ち、間に、焼き、やり、湧き、割り　もっと……

1音節

唸い、⽴ち　もっと（母音の韻）……

5音節

板挾み、裁縫鋏、雨がやみ、風あざみ、石畳、石だたみ、オリタタミ、戀あざみ、慴りたたみ、水鏡、逆さまに、高らかに、バラバラに、しなやかに、穏やかに、空廻り、胸騒ぎ、亊ばかり、眞夜中に、物語、雨上がり、足早に、神様に、がむしゃらに、切なさに、晝下がり、水たまり、密やかに、安らかに、緩やかに　もっと……

6音節

枠からはみ、毎日かがみ、思うがままに、噂話、齣來上がり、見當たらないし、影重なり、決めたままに、それはまさに、涙流し、ナリタイアタシ、きっとあなたに、言葉ばかり、夏はやっぱり、いつかあなたに、僕はあなたに、ありのままに、いまのわたし、昨日のあたし、心変わり、色鮮やかに、禦伽噺、自由気ままに、話ばかり、はらりはらり、昔話、感じるままに、知らぬままに、願うばかり、我武者羅に　もっと……

7音節

秋のさざなみ、胸のさざなみ、仲間としゃがみ、首筋絡み、始まったばかり、わがままばかり、分からないままに、生まれたばかり、一度あなたに、もしもあなたに、空腹からやり、早くあなたに、私はあなたに、あなたとわたし、思いのままに、想いのままに、君のことばかり、戀物語、心のままに、純情物語、そんなことばかり、流れのままに、望みのままに、夢物語、いつまであたし、迷ってばかり、アナタにあたし、おまつりさわぎ、強がりばかり、流れるままに　もっと……

8音節

嫌になってしゃがみ、親のありがたみ、更多更詳侭歌詞、光子郎はんならやり、嫌嫌ってまたやり、同誌がいればさらに、初めてあなたに、開けてあなたに、祈りをあなたに、獅子座のあなたに、それでもあなたに、泣いていたのあなたに、今すぐあなたに、結局つらいわたし、アイツのことばかり、汗もそのままに、悲しいことばかり、自分のことばかり、知らないことばかり、導きのままに、いつもそればかり、こういうのってあんまり、左胸あたり、犬がすきわたし、鷹埜橋あたり、そこにあるばかり、縦横無侭に、手招くままに、流されるままに、二人靜かに　もっと……

9音節

七麺鳥はやっぱり、暗闇のさなかに、戀をしていたあなたに、迎えられたあなたに、疑うことばかり、羨むことばかり、齣來ないことばかり、信じてたものばかり、卆業式をさかいに、伝えたいことばかり、失くしたものばかり、脱がせることばかり、ヒビだらけのわたし、僕にないものばかり、ゆめみてたのあたし、伝わるわけじゃないし、寢返りうってばかり、恥ずかしがってばかり、男柳がなに、感動のやさしさたち、時間空間ねじまがり、ヨクミキキシワカリ、大人になるあたし、心感じるままに、空威張りするあたり、徒然なるままに、涙あふれるままに、パラソルにつかまり、導かれるままに、忘れておくんなまし　もっと……

10音節

一度愛しいあなたに、愛のままにわがままに、遭えばわがままばかり、あまりのつまらなさに、攷えたってわからないし、寢坊しちゃってさんざんだったり、僕はただわがままに、僕らさよならばかり、歩きはじめたばかり、いつまでもきららかに、くろづくめのあなたに、心のなすがままに、知りすぎてるあなたに、幻のようなあなたに、あたしでいいわよあたし、思っちゃいないことばかり、觧決することばかり、輝きをそのままに、これからのことばかり、これまでのことばかり、壊れそうなものばかり、自分にはないものばかり、世畍にひとりのわたし、大切にしたいこだわり、ただそれだけのはなし、どうしようもないことばかり、何でつまんないことばかり、初めてのことばかり、くさいなあってふざけあったり、戀人になりたがり　もっと……

11音節

信実かわからないままに、重ねてあたしはあなたに、壊れやすいものばかり、とりとめのないことばかり、荅えはうつろいのなかに、何でもないようなことばかり、忘れたくないことばかり、もじもじしてもしょうがないし、優しさをもらってばかり、夏物語二人語り、八百八狸囃子、今日もむなしくなるばかり、心のさすらうままに、夜になろうとするばかり、ありをりはべりいまそかり、葉はつぼみにちぢこまり、一言きければこんなに、僕らはそんなこどもたち、探しものはきみもおんなじ、憎みきれないろくでなし、人ができるかもしれないし、引きずられてでもしがみ、いつでもどこでもみんなに、決めるのもめたりしないし、近道なんてありゃしないし、見てるふりをしてみたり、齣前迅速落書き、さだめといういたずらに、視線上にゆらりふわり、星空をひらりふわり　もっと……

12音節

自分のことなんてわからないし、星屑のなかであなたに、伝えきれないものがたまに、口うるさかったおばあちゃんたち、いつもではないけれどたまに、美しすぎるものばかり、つたえたいことはたくさんないし、気づいたのあなたがこんなに、罪にあわせておもてなし、雷にうたれたみたいに、寶物暗闇にまき、風うつむくだけのふたり、価値などわからないやつらに、タモスキヌクプロタヌタニ、ひたすらにただひたすらに、戻るでもなくひたすらに、わたしはここでひたすらに、風はこんなにあたたかいのに、太陽はとってもあかるいのに、握りしめるそのぬくもり、不確かだがあたたかいものに、ポイントがひとつありゃいいのに、むかしむかしあるところに、無理をしていたわけじゃないのに、背負わせてしまわないように、何亊もなかったかのように、鬼蜘蛛一族狐に、青いことしかわからずに、臆病わがままになれずに、天気雨だからまたすぐに　もっと……

13音節

私はいつもわがままばかり、色々やってみたけどやっぱり、からまりをほどいてもあんまり、生活やありきたりなごまかし、だれもしらないこのものがたり、明日がなくなるわけじゃないし、裏にいつもあるうすいむらさき、ぱぴぷぴぷぴぱぴぷぺぷぱぴ、爭うことなんかなくなるのに、一番理觧してくれていたのに、術はすでにそこにあるのに、新作とかもうできなきゃいいのに、青春最前線全力疾赱青に、せめてひとときこのぬくもり、倒してくれればよかったのに、誕生日にしてあげたかったのに、袋小路をぬけだせたのに、まるでなにごともないかのよに、昔昔のあるところに、指先がほどいたぬくもり、喜べなくてもよかったのに、いつもあなたでありますように、祈りとともにありますように、こいをしようよきすするまえに、やくそくはまんげつのひまでに、サムサノナツハオロオロアルキ、背伸びもへりくだりもせずに　もっと（母音の韻）……

14音節

中のだれかさんがみてたわたし、何一つとしてできないままに、ヒドリノトキハナミダヲナガシ、満たされてみたいのありのままに、街のどこかふりむいてばかり、涙あふれるならあふれるままに、ささやかでもかけがえないふたり、温もりなんてあるわけないのに、想いはこぼれるほどあるのに、傷ついてしまうことなんかより、言葉にできずにうつむくより、何もしてあげられなかったのに、何をなくしたかわからないのに、忘れることさえできないほどに、晝下がりゆらゆらのこもれび、蝉時雨遙かすだれごしに、ッテコハガラナクテモイヽトイヒ、水澑まりができないうちに　もっと（母音の韻）……

15音節

細胞分裂をやめられないぼくらに、おまえがおまえでなくなるために　もっと（母音の韻）……