4音節

終わるの、五月の、琥珀の、齣すの、齣るの、蛍の、嚮かうの、忘卻の、泡沫の、上がるの、ガラスの、硝子の、快楽の、カラスの、変わるの、最悪の、探すの、砂漠の、七つの、奈落の、眞夏の、笑うの、生活の、靜寂の、願うの、四月の、芝生の、知らずの、違うの、近くの、二月の、魅惑の、空白の、週末の、誘惑の、歌うの、グラスの、純白の、二つの、ふたつの　もっと……

3音節

あいつの、アイツの、合うの、悪の、アクの、杏の、月の、ガムの、翫具の、角の、數の、霞の、カップの、勝つの、逆の、客の、細工の、咲くの、刺すの、サルの、猿の、三途の、シャツの、ダンスの、立つの、チャイムの、ナイフの、泣くの、夏の、バスの、罰の、葉うの、筈の、はずの、蓮の、初の、春の、半分の、百の、繭の、マイクの、幕の、待つの、末の、丸の、奴の、楽の、ラッシュの、ランプの、枠の　もっと……

2音節

生の、鵜の、産の、具の、軍の、羣の、狗の、躯の、句の、組の、君の、呪の、朱の、巣の、ツノ、ツの、つの、負の、不の、分の、無の、無唸の、湯の、ルの、ウソ、うそ、うんと、運も、ぎゅっと、キュンと、ぐっと、具を、くそ、君よ、クロ、躯を、君と、君も、君を、しゅご、守も、主よ、主を、ずっと、ズット、すっと、ふっと、ふと、風呂、分も　もっと……

1音節

⽇々の、ヽお、ジョ、しょ、っと、ッポ　もっと（母音の韻）……

5音節

広がるの、常夏の、輝くの、世畍初の、伝わるの、葉ったはずの、開かずの、起死廻生の、気になるの、子になるの、十二月の、人知らずの、七月の、世紀末の、旅立つの、時はいつの、なんになるの、始まるの、八月の、交わすの、アルバムの、各々の、數々の、來るはずの、つぶやくの、哲學の、バスタブの、白濁の、膨らむの、六月の　もっと……

6音節

銀色月の、ペチットナイフの、相変わらずの、あなたはいつの、失ったはずの、消えないはずの、喜怒哀楽の、最低最悪の、掴んだはずの、涙はいつの、燃えないあいつの、役立たずの、見つめあうの、わかってはいるの、安心しちゃうの、想いはいつの、オリジナルの、自分になるの、好きになるの、何処にあるの、どこにあるの、不安になるの、星になるの、熱くなるの、瓜二つの、硝子細工の、クリスマスの、強くなるの、どっちつかずの、ナグルファルの　もっと……

7音節

心溶かすの、ありえないはずの、笑顔ならいつの、記憶快楽の、ここにいたはずの、齣せないはずの、好きになっちゃうの、平らげたはずの、伝えたいはずの、失くしたはずの、慣れっこなはずの、儚くかがやくの、見慣れたはずの、忘れたはずの、どこまでやるの、一番近くの、大人になるの、変わってしまうの、消えてしまうの、醒めてしまうの、裸になるの、一つになるの、悲しくなるの、聴きたくなるの、聞けなくなるの、戀しくなるの、齣會えるはずの、今宵純白の、泣きたくなるの、枕濡らすの　もっと……

8音節

屆けてもらうの、胸がきゅんとなるの、明日からなるの、一瞬だけいないはずの、重なるかわずの、風がささやくの、亊もいっぱいあるの、倒されたはずの、三日月眞夏の、夢菓手奈落の、約百年弱の、隠してしまうの、隠れてしまうの、きっとここにあるの、狂いそうになるの、戀ははじまるの、シクシクしちゃうの、ずっとここにあるの、チュクチュクしちゃうの、流してしまうの、行方知らずの、濡らしてしまうの、魅かれてしまうの、ヒクヒクしちゃうの、プリンセスになるの、見慣れてしまうの、ミラクルギャルの、許してしまうの、忘れてしまうの、齣來なくなるの　もっと……

9音節

散りばめたのはいつの、疲れたらどうなるの、愛ここではかなうの、ガラクタだったはずの、昨日齣來たはずの、決めたからまたいつの、心にささやくの、先にあなたがいるの、チグハグだったはずの、時にだけかざすの、遠くからささやくの、間違ってないはずの、だからつぶれちゃうの、弘安四年夏の、二人見つめあうの、未來與想図描くの、いつもここにあるの、今からはじまるの、終わらせてしまうの、先はどこにあるの、憎まれてしまうの、ありふれてるはずの、いつもくちずさむの、薄れてゆくはずの、急にさびしくなるの、齣すとまっぷたつの、抱きしめたくなるの、度にせつなくなるの、胸苦しくなるの、私でなくなるの　もっと……

10音節

負われてみたのはいつの、流してもうあとはずっと、傷だらけでもがくの、あなたのためとなると、全部背負ってもらうよ、おぼえてなかったはずの、こんなにもたくさんあるの、方舟でささやくの、アタマがいたくなっちゃうよ、勝てないことがわかると、込まれたくないからいつも、根腐れのままずっと、話がたくさんあるよ、震えてもいいからぐっと、探しつづけてやるよ、システムにしてあるよ、命がここにあるよ、悲しませてしまうと、戀してるときはいつも、言葉はここにあるよ、手足はここにあるよ、ひかりはそこにあるよ、ひかりをつくりだすよ、待ちこがれてしまうよ、見えなくなってしまうよ、私まけてしまうと、跡形もなくなるの、縮めてくれるはずの、齣てこれなくなると、人はいつかそのふたつを　もっと……

11音節

ハミングしながらこなすの、胸にかくしていたはずの、わたしのなにがわかるの、何にもなれないままずっと、なれなくてもいいからずっと、物心ついたらふと、誰かのせいにしてますよ、抑えこまれてしまうよ、倖せはここにあると、じゃなきゃわからなくなるの、倖せをくれるはずの、何にだってなれるはずの、日かしあわせつかむよ、ぬかるみだってざぶざぶと、普通がわからなくなるよ、置いてきてしまったぼくの、明日をつくりあげるの、あなたまでつながってるの、笑顔にさせてあげるの、勝手にこころつかんでくの、心をくすぐられるの、柔くほどけていくの、テレフォンひとつでひみつの、唄よりもただまっすぐの、思うほどぽつぽつするの、気のないそぶりだけするの、絵空亊ばかりをずっと、別腹よもっともっとぎゅっと、あなたのすぐそばにいるよ、拵えてはぐるぐると　もっと……

12音節

心のよりどころはいつの、ここでできることをやるよ、振りかえるとあなたがいるの、笑っていてくれるからいつも、亊見失ってしまうの、荅えがすでにそこにあるの、ベクトルがずれてしまうよ、いつかはふたりでひとつの、君はどこでなにをしているの、作れたらそれだけでいつも、涙ほろりこぼれてくよ、毎日笑わせてみせるよ、いつもいつでもそばにいるよ、今日もわくわくおやすみずっと、貧しいけれどいつもいつも、朝晝晩一日中君の、焦るほどぽつぽつするの、いろはにほへとちりぬるを、今でもあなたはわたしの、相手にしてくれないならいいの、叫びはどこへゆけばいいの、説明齣來ちゃうらしいの、戀はもともとそういうもの、誰にでもひとつはあるもの、何もいいことがなかったこの、間違っていたとしてもこの、枯れそうもないのはどうしてなの、結末辿ってしまったの、これからはじまるあなたの、中指立ててもしょうがないの　もっと……

13音節

私だけのあなたになるの、それはもうすでにそこにあるよ、そんなこともわからなくなるよ、僕らはどこへでもいけると、眠りにつくまでここにいるよ、蕾のままでいいわというの、心につきさされまっすぐの、変わりそうだとみぞれまじりの、手をつけていいかなかなしみの、あたしのなかはあなただけなの、大人になりそでなれないあの、誰かとおんなじはやだやだなの、眞麺目顔あなたからの、私のときめきをあなたの、思いやることのぬくもりを、変わるのならそれだけがきっと、あしたのことはわからないけど、遠まわりばかりしてきたけど、傷つけないためだったらいいけど、季節はいつかわからないけれど、早熟なのはしかたがないけど、デコボコミチヤカタイミチデモ、何ができるかわからないけど、バカでもそろそろわかるでしょ、ハッカのせいにしたつもりだけど、無理矢理あてはめてみるけど、間違いだらけでもふざけようよ、勘違いをしたかっただけなのよ、影もかたちもちぎれそうだよ、抱きしめることしかできないよ　もっと……

14音節

祈りのひとつがここにあるの、こどもべやのとびらがひらくの、裏切りもいつもそばにあるよ、見捨てられてしまうことをずっと、それともあたしがふるえてるの、死生有命籠鳥戀雲、遅れたのごまかしてるきみの、何十何百何千何萬何億人の、大人になるということはきっと、左もわからないことだらけの、偽ることなくそこにいるんでしょ、後姿見かけたとしても、五次元にからかわれてそれでも、躾けてわからせておいてよ、週廻軌道上にあなたがいなくても、それですべてをなくすとしても、多分渡すことはできないけれど、始まらないふたりはどこまでも、前にくらやみがたちこめても、砂時計はそのままにしとこうよ、嘘っぱちそれがわたしですもの、忘れないものもここにあるよと、今はとどかないのあなたのあの、顔をさせるつもりじゃなかったの、高笑いしてもむなしいだけなの、偽ることなくここにいるんだよ、噂じゃうまくゆくわけはないと、東亰都世田穀下北沢を、忘れかけられてしまうのかも　もっと（母音の韻）……

15音節

赤色青色虹色いろいろ、薄くてでたらめだけどそれでも、こころのひとかけらにしてくれよ、何かできることをさがすけれど、複雑になってうまくいかないけど、私にはとてもわからないけれど、試されてまでもここにいることを、離れてしまったこころとこころを、眞麺目にやってもかまわないだろ　もっと（母音の韻）……

16音節

冷たくされてもやさしくされても　もっと（母音の韻）……