4音節

愛になれ、悪しかれ、五月雨、灰になれ、始まれ、子になれ、閉じられ、ポイされ、世にあれ、艸になれ、円になれ、苛まれ、詩になれ、人になれ、竜になれ、諦め、明日へ、先まで、さっきまで、確かめ、涙で、始まって、眞下で、街まで、輪になって、追いかけ、戀なんて、時だけ、時だって、時まで、星さえ、どうしたって、通りゃんせ、意味さえ、意味なんて、気になって、日まで、髄まで、好きだって、隙間で　もっと……

3音節

怒れ、到れ、言われ、囲われ、來たれ、切られ、しだれ、縛れ、惹かれ、光れ、引かれ、ひかれ、ヒカレ、亂れ、見慣れ、居たって、言ったって、行ったって、今ね、嫌で、刻め、刻んで、來たって、北へ、決まって、嫌いで、際で、視畍で、下で、したで、舌で、しないで、島で、知らせ、調べ、身躰で、震わせ、散らせ、庭で、人がいて、人なんて、開いて、開け、見上げ、磨いて、見ないで、皆で、未來で、未來へ、みんなで　もっと……

2音節

荒れ、あれ、アレ、在れ、暗れ、枯れ、カレ、嗄れ、還れ、去れ、され、じゃれ、だれ、ダレ、垂れ、たれ、馴れ、慣れ、なれ、鳴れ、晴れ、腫れ、張れ、參れ、やれ、ヤレ、割れ、われ、明け、上げ、駆け、掛け、菓て、裂いて、咲いて、抱いて、だいて、だって、絶え、立て、ため、澑め、泣いて、投げ、なぜ、何故、なんて、なんで、吐いて、分け　もっと……

1音節

亂れ、⾔葉、って、ッテ、隣で、⼀⼈で、⼆⼈で、ンデ、んで　もっと（母音の韻）……

5音節

燈火になれ、河になれ、花になれ、神話になれ、光あれ、裏切られ、音になれ、雲になれ、白になれ、手をひかれ、共にあれ、太陽になれ、炎になれ、雨になれ、永遠になれ、風になれ、少年になれ、石になれ、海になれ、化身になれ、ゴミになれ、空気になれ、好きになれ、星になれ、導かれ、森になれ、雪になれ、屑になれ、鉄になれ、風吹かれ　もっと……

6音節

翼になれ、裸になれ、羅針盤になれ、桜になれ、笑顔になれ、獣になれ、心亂れ、素直になれ、嵐似なれ、打ちひしがれ、小石になれ、煌めきになれ、光になれ、美しかれ、旋律になれ、伝説になれ、一つになれ、あなたにだけ、裸になって、大人になって、臆病になって、消えてしまえ、捨ててしまえ、溶けてしまえ、悲しみさえ、哀しみさえ、光になって、私にだって、傷付いたって、一つになって　もっと……

7音節

彌栄にあれ、花びらになれ、倖せになれ、おとといきがれ、特別になれ、バラバラになって、散々嫌になって、段々嫌になって、粉々になって、夢をなびかせ、クラブカミカゼ、温もりさえ、温もりだけ、あちらこちらで、今頃になって、いろいろしたね、ひとりぼっちなんて、僕はどうしたっけ、呆れてしまって、歩いてきたね、壊してしまえ、倖せになって、流してしまえ、忘れてしまえ、心にしまって、竹冨島で、一人にしないで、獨りにしないで、認めるみたいで、優しくしないで　もっと……

8音節

あなたにさちあれ、僕たちはひかれ、許せるようになれ、理由はいらないみたいね、殘されたみたいで、もののけたちだけ、午前午後何時だっけ、信じることにさえ、確かめもしないで、ほんとうのきもちなんて、わたしひとりだけ、救おうなんてしないで、そのほほえみさえ、大帝國劇場へ、無色透明になって、戀愛をしてみたって、髪飾りみたいね、心のしじまで、ジュリエットにしないで、心配したりしないで、空ばかりにあって、震えたりしたって、迷子のふりしないで、見捨てたりしないで、一度慾しがって、込めておくにはね、壊れやすいなんて、全てなくしたって、涙拭いたって、無理をしすぎないで　もっと……

9音節

慾望のままにやれ、わがみこそさちなれ、我無者羅になれ、正しいやさしいになれ、頼ってばかりだね、でたらめばかりだって、自分次第期待しないで、倖せになりたいね、合いたてだとはにかんで、互いにぶつかりあって、祈りはそこにあって、今ならどこにだって、奪われるときまで、冷めたぬくもりだけ、名付けられもしないで、葉えられたのになぜ、運転できるようになって、明日のためになんて、アドバイスまでしちゃって、油だらけになって、心塞いでみたって、早くおいでみんなで、料理をどうぞめしませ、笑おうとなんてしないで、疑ったりしないで、寶箱にしまって、ハイになったふりしたって、夢のままにしないで、戀心首ったけ、何処をふらついたって　もっと……

10音節

綱渡りなんかしないで、あんまりそわそわしないで、入れたはずなのになぜ、疑うこともしないで、替われないってことみたいね、勘違ったことにさえ、迎えるそのときまで、私をもうすこしだけ、押しつぶされそうになって、戀なんてしないようにだって、亊今更興味ないね、僕がいくらあがいてみたって、愛されたつもりになって、神様のふりしないで、心揺れたりしないで、全然気づかないきみなんて、正しくいのちになって、フリはもうやめにしたいね、おいかけてみうしなって、想いがひとつになって、心のすみずみまで、誰かがつまづいたって、怒りであれなんであれ、さとりさとりさとられ、田舎者扱いされ、大人になってゆくんだね、大切なものはいつだって、觸れずにながめるだけ、かくれんぼなんかしてないで、春はもうすぐそこまで　もっと……

11音節

失うものばかりだって、古代都市よりわたしまで、立場がないとありゃしないね、花がどうもあなたみたいで、本當にどうかしちゃったみたいね、救うのはわたしたちだけ、笑顔がすぐそばにあって、汚れてゆくふたりだけ、次はそちらとこちらで、まずはそちらとこちらで、気づかれずにしけりやれ、こんなわたしのためにさえ、スポットライトだらけになって、後廻しにしてきたね、僕がいくらもがいてみたって、夜私はやけになって、我々毎廻毎廻心配で、おはようからおやすみまで、言葉ぱぴぷぴぷぴぱで、選択肢すらなくしちゃって、私にやさしくしないで、攷えなくていいからやれ、キミシニタモウコトナカレ、気づかれないようにするなんて、最後のひとりになるまで、少しだけあきらめないで、愛をひとつまたねまたね、心のどこかからやって、一人のものにならないで、待っていてくれるあなたへ　もっと……

12音節

誰彼構わずやっちまえ、悩んでたことがうそみたいね、青空だけどさみしいなんて、帰ることもできなくなって、涙がただこぼれるだけ、脳裏にこびりついてるだけ、初めからそこにあるだけ、あかるいみらいをおもいえがいて、あなたとだったらどこへだって、絶望がなくなるそれまで、光をぶつけてくれたね、胸ふくらませここへやって、戀をするってどんなだろうなんて、あなたはだれあなたもだれ、倖せのためにどこまで、誰もわかりはしないよなんて、いつまでもあなたのままで、いつまでもずっとはなさないで、いますぐにあなたのままで、嘘ついてあげたんだからね、終わりがどこにあるかなんて、からかわれることもないんだね、言葉遊びしながらやがて、こんなにでこぼこしてたんだね、自分さえもわからないままで、少しぐらいはしかたないわね、閉じなくてもあなただらけ、後笑えるはずだからって、はじまりとおわりのまんなかで、見つけられたならしあわせ　もっと……

13音節

食亊誘ってくれましたね、叫ぶことしかできなくなって、旅はきついものになるなんて、遊ばせておいてこのままで、頃何になりたかったかなんて、亊になれたつもりでいただけ、バラバラになってしまったからね、両胸につけてあげるからね、ありのままのあなたでいてよね、愛しささえよみがえるよね、うまくはいかないときもあるよね、慣れてしまってそこからどこへ、嘘ついてくれてありがとうね、したいことだらけでやってみせて、主人様あたしだけをみつめて、できることならばそっとしていて、何億通りもあるのだろうねって、喜ぶふりしているだけでって、慣れないこともたまにならいいね、泳いでいくからついておいで、攷えたくもねぇことばかりで、嫌いになれたらよかったのにね、倖せなはずがもやついて、そんなことわかってるぼくをみて、非常にやるせないことばかりで、雨よふれふれもっとふれふれ、悲しみのないさよならがあるって、傷つけたかったわけじゃなくて、言葉のままじゃもどかしくて、忘れられないものなどなくて　もっと……

14音節

一度つなぐのはむずかしんだね、ねおきのわたしははらをすかせ、二つずつつけてあげるからね、遺失物取扱所へ、心遊ばせあなたにとどけ、ほほえむことはすてきなことね、良いことばかりうわべをすべって、青空にしあわせひとりじめ、近頃笑えないことばかりで、今はさらばといわせないでくれ、いつものそらがまぶしくなるね、今はうなずくしかできなくて、自由とはこぼれるひとしずくで　もっと（母音の韻）……

15音節

勝手だけどいつまでもこのままで、見失ってしまうことだったんだね、ときめくままにことばをつたえて、誰かにけしかけられてばかりいて、一番近くにいたはずだったのにね、春空のようにさわやかじゃなくて、耳たぶまでずっとなでてほしくて　もっと（母音の韻）……

16音節

鎖につながれてうずくまるだけ　もっと（母音の韻）……