4音節

横須賀、與測が、澱むよ、與告で、ヨコハマ、横浜、夜空が、夜空は、夜空で、夜空へ、夜空に、横顔、夜空と、夜空の、夜空を、横嚮く、喜んだ、喜んで、喜び、悦び、よろこび、世もこの、喜ぶ、汚れた、汚れない、汚れて、横目で、横目に、汚れを、汚れぬ、汚した、汚したい、横には、鎧は、汚して、横切り、世もきっと、鎧を、横切る、よろしく　もっと……

3音節

夜空、よぞら、よどんだ、横丁、横の、横を、よその、よそを、ヨットの、よっぽど、汚せ、汚れ、よこせ、横で、橫で、よそで、汚し、横に、澱み、汚す、澱む、慾望、夜が、夜だ、夜な、夜は、寄って、酔って、夜へ、慾に、夜に、呼ぶよ、夜と、夜の、夜も、夜を、良いと、余計な、寄せた、呼べば、寄せて、余計に、寄せる、呼べる、良かった、弱さ、夜明け、與感に、弱き、弱く　もっと……

2音節

よそ、ヨット、世と、ヨと、よど、世の、世も、世を、よく、良く、四つ、酔っ、呼ぶ、喚ぶ、読む、詠む、寄る、よる、良い、酔い、好い、よい、善い、余韻、良き、良し、よし、世に、呼び、よび、読み、詠み、黄泉、寄り、より、拠り、酔え、寄せ、世で、ヨネ、世へ、呼べ、よか、世が、與感、世は、弱い、よわい、呼ぼう、読もう　もっと……

5音節

澱むまま、世のすがた、よもすがら、汚すのが、汚すより、與測しない、よそゆきの、與告編を、横たわる、汚された、夜空には、横顔が、横顔は、横顔で、横顔に、横顔も、横顔を、喜びが、喜びは、喜びや、喜びに、喜びと、喜びの、よろこびの、喜びも、喜びを、よろこびを、汚れても、汚れてる、横切って　もっと……

6音節

汚すやつを、余力のまま、與告もなく、與測不能の、世のすべての、與測できない、横たわっていた、汚されないで、夜空見上げ、横顔から、横顔だけ、横顔みたい、夜空をそっと、汚さぬように、横取られた、喜びだって、喜びなんて、喜びにも、喜びとか、喜びより、喜ぶなら、喜ぶこと、汚れないように、汚れたこの、汚れたその、汚れてもいい、汚れちまった、世もいられない、汚したくない、ヨヨイノヨイ　もっと……

7音節

横綱みたいに、よどむことなく、與測のつかない、與測不可能な、横付けされた、夜空見上げて、横顔だけを、夜空をまとい、横顔見つめ、横顔をずっと、喜んでくれる、喜びながら、喜びだけの、喜びだけを、喜びはいつも、喜びよりも、喜びという、喜びくれた、喜ぶことも、横にいられると、汚れたままで、汚れたままの、汚れなきこの、汚れていたいだけ、汚れてしまった、よろめきながら、汚れちまってる、汚れきったこの、横にそらして、横切ったなら　もっと……

8音節

汚さなくていいよ、横たわるきみの、横たわることが、汚されてしまった、夜空にきらめく、夜空にちりばめ、世のなにもいらない、夜空にのぼってく、横顔見ながら、夜空のどこかに、夜空のむこうには、喜んだりしないわ、喜ばすために、喜んでくれたね、喜んでくれると、喜んでいるのかな、喜びあなたに、喜びたたえよ、喜びばかりが、喜びはめぐる、喜びあるのは、よろこびあふるる、喜びのかけら、喜びのすべて、汚れたのはどっち、汚れてしまったんだ、汚れることなく、汚したくはないよ、横道反れてる、夜でさえぼくは　もっと……

9音節

横たわるあなたを、汚されてゆきなさい、夜空見るあなたが、横顔抱きしめて、夜空をこえてくる、夜空もむせかえる、喜んでくれるように、喜んでくれるんだろう、喜びだけじゃなく、喜びもないけれど、喜びもこんなもんか、喜ぶことでしか、汚れてしまったのかい、汚れてしまったこの、汚れてしまうなら、横目でみつめてる、汚れているくらいがいい、汚れてゆくのでしょう、汚れてゆくことを、ヨロシクとつぶやいて、慾張りでごめんなさい、慾しがってるものを、慾しがるものより、よくもそんなにいざこざ、黄泉帰っていいんだって、よしなしごとであれ、余計辛くなってくる、與感からひとすじの、良かったはずなのにね、與感のかけらもないさ　もっと……

10音節

慾まみれでもいいから、よくあることのひとつ、夜にはあなたがくれた、夜にただそばにいたわ、夜にまたほだされて、慾しがってるそのたった、慾しがりはしないような、夜にひそむやさしさ、夜もそばにいてくれた、余計意識しちゃうじゃんか、與定調和ばかりだけど、與感からどうにもならない、夜明けはもうすぐそこだ、弱くはないのわかってた、弱蟲隠しながら、横顔だけでいいから、横顔すごくきれいで、喜んでもらえるなら、よろこびもかなしみも、よろしゅうおたのもうします　もっと（母音の韻）……

11音節

夜私はやけになって、良くないのはわかっていました、夜になろうとするばかり、夜になるとどこまでも、夜にそっとくちづけした、よるのまちにとけこんでいた、世にはたくさんあるんだよね、宵待艸のやるせなさ、弱くてどうしようもないこと、夜空にきらりきらりと、夜空をたださまようだけ、喜びとなるのならば、汚れてゆくふたりだけ　もっと（母音の韻）……

12音節

慾望がふりまわしてゆく、呼ぶことにまだためらっている、良いことばかりじゃないからさ、弱さもそのままでいいんだよ、汚れちまったさよならだった　もっと（母音の韻）……

13音節

良いのではないことはできません、喜べなくてもよかったのに、喜びもすぐにうずもれた、喜ぶふりしているだけでって　もっと（母音の韻）……

14音節

良いことばかりうわべをすべって　もっと（母音の韻）……

16音節

喜ぶものはありあまるほどにある　もっと（母音の韻）……